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-メテオカフェ-3P
〔星屑のふわふわシルキームース〕と、〔夜空の星と蝶の舞う花畑〕という、良く判らないモノを勧める。
このお店はメニューまでも、星々をコンセプトにしているらしい。 ムーステオとは少し違った魅力が、メニュー表からもひしひしと伝わってくる。
「じゃあそれで!」
どんなものかも判らいけど、僕はクルトのオススメだしと快く了承する。
「お願いするにゃ!」
僕たちはなにを注文するか決め、クルトが従業員を呼ぶ。
「ご注文はお決まりでしょうか?」
「僕はこの遥かにゃ願い星と、メテオの調で……、ルーにゃんは〜」
「僕は星に願いをと、メテオリットの逆襲。こっちの人はこれで」
ルフーラは淡々とした態度で僕の分も一緒に頼み、従業員は確認を取ったあと、しばしお待ち下さいと席をあとにした──
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「ねぇ、月に興味ない?」