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【累計10万PVありがとうございます! 水・土更新】未完のゼーレ〜仮初を暴きし世界《Evanescens: Revelans Genesis》  作者: 月末了瑞
序章(起)『母の想いと子の願い』〔世界観や主に過程など〕

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-不潔な幼女-10P

そんな危機感を覚えてしまった。


「この血を三日三晩、特殊な水につけ、血に混じる、魂力を高める儀式が必要があるのだわね。だから、やむを得ない事情がない限り、四日後。絶対に引取りに来いなのだわね! どうしても無理なら、面倒だけどおまえの元に送ってあげるのだわね」


 マリアンさんは強い圧を感じさせながら、魂を守護するモノ(ツカイマ)の説明を軽くしてくれた。


 そのあと、今日やることはもうないからと、「特殊な水ってなに?」なんかの質問をする間もなく、魂を守護するモノ(ツカイマ)の間から強制的に追い出されてしまった。


 急に追い出された僕は、一瞬だけ現状が理解できずに困惑する。


 だけどすぐに、閉まりかけた扉を無理やり押さえ、


「最短で引取りに行きます!」


 そう笑顔を浮かべた。


 そんな僕の笑顔を見たマリアンさんは、


「当たり前なのだわね!」


 と、ぶっきらぼうに答え、僕の手を扉から剥がし、そのまま中へ消えていった。


 ようやく今日の用事が終わった! 朝から教会に来ていたはずなのに、色んなことがあったからか、空はすっかり夕暮れに変わっている。


「早く帰らなきゃ」


 僕はアリエルとの取引なんてすっかり忘れ、母さんとの約束を思い出しながら、教会を足早にあとにした──。

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