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-ファントムハウス4-〔カルマンチーム2〕5P

「痛っ! ちょっと、止まらないでよ!」


 僕は、カルマンの意味不明な行動に、胃をムカムカさせながらそう文句垂れ、早くここから出たい! ここは僕がいる場所じゃない! なんて喚いていると、 


「おまえ、これをつけておけ」


 カルマンが冷静な態度でひんやりした素材の腕輪……? を二つ僕に渡してきた。


 えっ、なにこれ? なんか手錠に似てない? いやまっさか〜。そんな嫌な予感を覚えながらも、


「なにこれ?」


 そう首を捻る。


「ただの訓練道具だ。ここを出るまで外すな」


 そんな僕にカルマンはそう一言、それ以上のことはなに一つ教えてくれなかった。


 よく解んないけど……。僕はそう思いながらその腕輪のようなものを両手首につけ、再度カルマンの服をギュッと握った。


 そこからまた数分──


 ここ、どこら辺なんだろ……。

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