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-ファントムハウス4-〔カルマンチーム2〕2P

えっ、なんで? 僕どうしてここにいるんだっけ!? どうしよう、僕死んじゃう……死にたくないよ!? えっ、この女性なんなの? どうして僕に近づいてくるの? おかしくない? 僕の恐怖はもう爆発寸前。そんな僕の思考なんて無に等しい。


 ファントムハウスに入っていることすら忘れ、命の危機を前にロザルトの蔓を床から生やし、女性の行動を制止した。


 その瞬間、


「えっ、ちょっと待って? なにこれ!?」


 慌てふためく目の前のお化け……そして、ゴーンッと再度、鈍い痛みが僕を支配した。


「あっ!」


 その痛みもあってか、僕はようやくファントムハウスに入っていることを思い出し、直ぐにロザルトの蔓を消した。


 だけど、急にロザルトの蔓が出てきて自分を縛り付けるもんだから、そのお化け役の人が逆にパニックになっちゃって、リタイア口へ逃げるように飛んで行った──。


「おまえ、あれほど言ったのになぜロザルトを出すんだ、このバカ!」


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