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ファントムハウス3:〔カルマンチーム編〕-4P
あれ……? なんかさっき変な声が……そう思い、恐る恐る変な声がした方へ目を向ける。
すると、フェル一緒にも転ろんでいた。なんでフェルそこで寝てるの? そんな疑問を抱いていると、
「オマエ、なにするガウか! 急に転ぶなガウ!」
そう言い、理不尽な怒りを僕にぶちまけてきた。
いや、知らないし……って! もしかして僕をコケさせたのってフェルじゃない!? そんな疑心暗鬼が芽生え始める。
そして、
「フェ──!」
そう言うと同時にカルマンは、
「フッ──。それだけの威勢があれば問題ないな。ほら行くぞ」
そそくさと先に進んで行く。
えっ、待って!? 僕を置いていくつもり!? こんな状態の僕を? えっ、この人なんなの? 薄情じゃない? そんなことを思いながらも、
「ちょっ、ちょっと待って!」
カルマンを追いかける。
だけど、足がめちゃくちゃ重い。