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ファントムハウス3:〔カルマンチーム編〕-3P

あんな映像を見せられたあとに行くの? 僕、もうこの時点でヤなんだけど……。なんというか……恐怖心を最大級に高めたあとに送り出すってなにかの拷問? えっ、拷問だよね? これもうリタイアで良くない? ダメなの!? どうして──!?


 内心、そんな感じでビクビクしながらも、僕はカルマンの服をギュッと握り、一歩前へ──


「ひや──っ!」


「にゃっ!」


 そして、なにもないところで盛大に転けた……。


 もうヤダ! 絶対、なにかいるよここ! もう怖い! おうち帰る! 僕は座り込みながら目に涙を溜めて不貞腐れていると、


「おまえ、なにしてるんだ? まだ始まったばかりなのにもう腰を抜かしたのか?」


 カルマンはそう言い鼻を鳴らす。


「ち、違うよ! 転んだだけだもん!」


 僕はそんなカルマンの態度に頬を膨らませながらも、必死に強がると同時に、

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