表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

588/1663

-ファントムハウス2:僕の人権を返せ!-1P

 約束の場所に着いたのは良い。だけど、明らかに様子がおかしい建物があるんだけど!?


 えっ、なにここ。絶対ファントムハウスかなにかでしょ!? しかも看板には、【史上最恐を存分に味わえ!】とか書いてるし! 僕、入らないよ? 絶対、カルマンはここに行こうとしている気がする! なんか、解んないけど、そんな予感が胸の中で渦巻いてる!


 そんな不安を胸中に落としていると、


「早いな」


 カルマンが後ろから声をかけてきた。


「ヒャッ! ね、ねえ? まさかだけど、あそこに行こうとしてないよね?」


 そんな声に驚き、変な声を上げながら僕は、挨拶そっちのけで今日の目的を確認した。


「なにを言っている? おまえもそれを了承しただろ?」


 だけど、カルマンはキョトンとした眼差しで僕を見つめ、身に覚えのないことを口にする。


「いや、僕知らないし!」


「はあ? そんなわけないだろ。ちゃんと了承して紙も受け取ったくせに、おまえここに来て怖気付いたのか?」


 カルマンはそう言い、くしゃくしゃになった紙を指さし、説明してくれた。


 だけど、

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ