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【累計10万PVありがとうございます! 水・土更新】未完のゼーレ〜仮初を暴きし世界《Evanescens: Revelans Genesis》  作者: 月末了瑞
序章(起)『母の想いと子の願い』〔世界観や主に過程など〕

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-不潔な幼女-6P

 も〜ヤダよ〜! 教会っまともな人がいなかったりする!? えっ、この幼女、今まで会ってきた人の中で、ダントツに不気味なんだけど!? いつ抜き終わるの!? もう一時間は抜いてない!? そんな焦りや不安が内から込み上げ始める。


「あの〜……。そう言えば……」


 そんな感情を隠す様に、僕は幼女にそう話しかけた。


 そんな僕の声掛けに面倒くさそうな態度で


「どうしたのだわね?」


 そう返す幼女。


 なんというか……、終始そんな態度でいられると、やりにくいというかなんというか……。そんな気持ちが泉のように湧き出てくる。

 

「そう言えば、君の名前を聞いていなかったなと思って……。血を抜いてもらってる間、少し暇だし……話し相手になってくれないかな? なんて……」


 僕は不安げな態度で、幼女にお願いしてみた。


「はぁ──。そんなに時間も経っていないのに、待ても出来ない実験動物(モルモット)なのだわね! 我も暇じゃないけど、そもそも目上の人間には、敬意を示すものなのだわね!」


 はぁ──? えっ、ちょっと待って? えっ、どういうこと?


 幼女はどう見ても、僕より年齢が若くみえるんだけど……? えっ、年上なの……? ていうか、さっきはなんも反応しなかったじゃん!


「ははは……。すみません」


 そう思うけど、ここは謝罪が無難。


 僕は謝罪したあと、「どう見ても幼女じゃん……」なんてボソリと本音を零す。


 幸いなことに、この独り言は幼女には聞こえていなかったらしい。良かった〜。


 でも、どう見たって幼女じゃん!? なのに僕より年上とかあり!? そんな納得できない気持ちが頭の中をぐるぐると巡る。

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