-不潔な幼女-6P
も〜ヤダよ〜! 教会っまともな人がいなかったりする!? えっ、この幼女、今まで会ってきた人の中で、ダントツに不気味なんだけど!? いつ抜き終わるの!? もう一時間は抜いてない!? そんな焦りや不安が内から込み上げ始める。
「あの〜……。そう言えば……」
そんな感情を隠す様に、僕は幼女にそう話しかけた。
そんな僕の声掛けに面倒くさそうな態度で
「どうしたのだわね?」
そう返す幼女。
なんというか……、終始そんな態度でいられると、やりにくいというかなんというか……。そんな気持ちが泉のように湧き出てくる。
「そう言えば、君の名前を聞いていなかったなと思って……。血を抜いてもらってる間、少し暇だし……話し相手になってくれないかな? なんて……」
僕は不安げな態度で、幼女にお願いしてみた。
「はぁ──。そんなに時間も経っていないのに、待ても出来ない実験動物なのだわね! 我も暇じゃないけど、そもそも目上の人間には、敬意を示すものなのだわね!」
はぁ──? えっ、ちょっと待って? えっ、どういうこと?
幼女はどう見ても、僕より年齢が若くみえるんだけど……? えっ、年上なの……? ていうか、さっきはなんも反応しなかったじゃん!
「ははは……。すみません」
そう思うけど、ここは謝罪が無難。
僕は謝罪したあと、「どう見ても幼女じゃん……」なんてボソリと本音を零す。
幸いなことに、この独り言は幼女には聞こえていなかったらしい。良かった〜。
でも、どう見たって幼女じゃん!? なのに僕より年上とかあり!? そんな納得できない気持ちが頭の中をぐるぐると巡る。




