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-見えない力、自分を信じて-3P

バッと強烈な光が僕を照らし始める。


 眩しくて目すら開けられない。目を開けなきゃいけないはずなのに、まぶたがそれを拒絶している。


 そんな光は体感的に一時間以上も僕を照らし続け……そして──。なにをするでもなくスっと徐々に光を弱め消えていく。


 僕はその瞬間、ハッと我に返り状態を起こし驚愕する。


 なぜだか、知らない場所にいた。


「ここは……?」


 そうポツリと声を漏らしふと気づく。さっきまであんなに苦しかったのに、今はそんな苦痛が消えている。


 なんで? そう思いながら辺りを見渡すと、目の前には、いくつもの映像が流れていた。


 それは全て見覚えのあるもの。


 というよりも、僕の記憶そのものなんだと思う。だってそこには、楽しそうに誰かと笑い合う僕、悔しくて怒っている僕、泣いている僕。全てが僕中心に映し出されているから──。


 それを観てなんとなくだけど理解出来てしまった。理解したくないと脳がいくら否定したところで、本能が理解すれば意味がない。


 あー、

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