44/1697
-ドナー仮登録の完了-4P
まぁ、もう関わることもないだろうし。僕はそう考えながら、魂の使命こん願者仮登録カードと要請ブック、魂を守護するモノと契約するために必要な書類を受け取り、部屋をあとにしようとした。
だけど魂を導く者は、
「あっ、そうそう。魂を守護するモノを創るには、血が必要らしいから」
そう、思い出した様に言ったあと、シッシッと僕のことを邪険にする。
そして大きな欠伸をしながら、椅子の背もたれにドデーンと全体重を預け、だらけ始めた。
はぁ──。ほんとこの魂を導く者はなんというか……。ぐうたら? うーん、なんか違う……なんだろう。ぽんこつ……。あっー、聖職者もどき! そうだ! 聖職者もどきだ! なんであんな人が、魂を導く者になったんだろう? そんな疑問を持ったけど、まぁ気にするだけ無意味か──。
そう気を取り直し僕は、|魂の使命こん願者登録の部屋《この場》をあとにした──。




