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カラフルな単色が多くて、白や黒、複数の色が混ざった色は無に等しいが存在する。と聞いたことがある。だけど、無色透明の魂なんて、一度も聞いたことがない。そもそも透明ってことは、他の色を重ねてしまうと、消えちゃうわけだし……。うーん。
『おまえの魂はもろい』
そんな思考の滑車をグルグル回していると、カルマンの放った言葉が脳内で再生される。
そういえばカルマン変な人だったよね。いや変な人っていうか……ムカつくような感じだった。
カルマンのことを思い出したと同時に、〔無色透明の魂〕への興味が自然と薄れていく。
どうして僕は初対面の|カルマン(人)に、魂が脆いだとか、モルモットにされる。だとか言われたのかな? もしかして、初対面じゃないとか……? いや……。あんな冷めた目の人に、一度でも会ってたら、早々に忘れるわけがないよね? うーん……。
だけど、考えれば考えるほど、ふつふつと怒りが湧き上がってくる。どうして僕は、あんな人のことを考えているんだろう? そんな疑問を持ったと同時に、急にズキッと頭を刺すような痛みが僕を襲い始める。




