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03.5-ドナー仮登録の完了-1P
「記入が終わりました」
僕は、魂の色を記入欄に書いたあと、気だるげなセラフィムに書類を提出した。
「じゃあ、そこでちょっとまってて。えっと──」
セラフィムは、僕から奪うように書類を受け取ったあと、なにかを探しながら、四人掛けの波形に近いソファーに座って待つように。と顎で指示を出す。
うーん。やっぱりこの人、聖職者としてはかなりハズレな部類なんじゃ……? そんな困惑を抱えながらも僕は、指示通りソファーに座り、呼ばれるのを待った。
だけど静寂な空間にいるせいか、待ち時間が長く感じる。
やることないな〜。なんて考えていると、ふとカルマンが言った無色透明の魂が、本当に存在するのか? そんな疑問が浮かび上がる。
魂は確か──




