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【累計10万PVありがとうございます! 水・土更新】未完のゼーレ〜仮初を暴きし世界《Evanescens: Revelans Genesis》  作者: 月末了瑞
序章(起)『母の想いと子の願い』〔世界観や主に過程など〕

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カルマンの逃亡と平手打ち童女の登場-4P

 窓からの景色はそこそこ良くて、教会からナダイムの街を一望できる造りになっているらしい。


 だけど肝心のご主人様とやらは見当たらない。せいぜい、ふわりと黒い花弁(かべん)が舞い込んできたぐらいで、人っ子一人存在しなかった。


 が、直ぐに諦めてくれる訳もなく。僕は、童女が諦めるまで付き合うほかなさそうだ、なんて腹を括る。


 そんな童女に言われるがまま、あちらこちらへと連れ回されて実感したんだけど、教会内は本当に広くて、ナダイムの街を落とし込んだように活気づいていた。


 神託を授かりに来る人や、祈りを捧げている人々。産まれたばかりの赤ちゃんを胸に抱き、報告している人や、賛美歌を習いに来た人。本当に沢山、沢山の人で溢れかえっていた。


 そんな人々を横目に、僕たちが最後に訪れたのは教会の屋根上。


「こんなところに来ていいの?」


 屋根上に続く梯子(はしご)を二人一緒に。なんてそんな広さはない。


 童女の代わりに僕が梯子にのぼり、人一人が抜け出せるくらいの小窓から、顔を覗かせる。


 心地よい風が僕の顔を撫でる。


 そんな風に癒されながらも、

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