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【累計10万PVありがとうございます! 水・土更新】未完のゼーレ〜仮初を暴きし世界《Evanescens: Revelans Genesis》  作者: 月末了瑞
序章(起)『母の想いと子の願い』〔世界観や主に過程など〕

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-不快な青年-17P

「キャンキャンとうるさい(ガキ)だな。急に威勢が良くなったかと思えば、尻込みして逃げるのか。フッ──、まぁいい。そんなに怒るな。おまえとはいずれまた(・・)、会う気がする。名前は?」


 そう言い耳に小指を突っ込みながら、面倒くさそうに僕の名前を聴き始めた。


「……はっ? えっと──。リーウィン・ヴァンデルングですけど? 取り敢えず人に名前を尋ねる時は、自身から名乗れと教えてもらわなかったんですか?」


 僕はそんな青年の態度に腹を立て、とっさに睨みつけたあと語気を強める。


 そんな僕に青年は、


「はぁ──。俺はカルマン、カルマン・ブレッヒェンだ」


 大きく長い溜め息をついたあと、これで満足か? そう言いたげに僕を蔑む。


 そんなカルマンと名乗る悪魔に僕は、余計イライラを募らせながらも、


「カルマンさんですね? 僕は二度と、あなたにはお会いしたくないです!」


 そう言い襟ぐりを掴む手を離せ! と必死に抵抗し続けた。


 だけどカルマンの力は意外と強く、僕の力じゃビクともしない。


そして、そんな僕を引き留めようとしたのか、それとも面白い玩具かなにかと勘違いしたのか、


「フッ、まあなんだ。ここで出会ったのもなにかの縁だ。おまえ、魂の色を知りたいんだろ?」


 かなり傲慢な態度で、脈絡のないことを言い始めた。


 その脈絡のなさからして、普通の人ならば相手にしなかったと思う。それに神を信仰しない聖職者なんて悪魔だ! そう思うはず──

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