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-教会へ-9P
「はい、これ書いて。で、書けたら持ってきて」
セラフィムは一枚の記入用紙とペンを投げるようにして僕に渡す。その無愛想な態度に僕は、もうヤダ! なんなのこの人! そんな泣き言を心の中で叫びながらも仕方なく用紙を確認し、
「あっ、えっと……魂の色ってなんですか?」
聞き馴染みのない魂の色について恐る恐る質問を投げかけた。
そんな僕の質問を聞くや否や、セラフィムはまるで呆れたように大きな溜め息をつき、
「はぁ──。魂の使命こん願者になりたいならさ、そんなことぐらい事前に調べれるでしょ? 面倒臭いなぁ──」
そう言い、まるで指示するのも億劫だとでも言いたげに顎で方向を示し、
「そこの角を曲がったところにフォビラスがいるから、聞いてきて」
面倒臭さを吐き出すような口調で僕に指示を出した。
そのあまりにも不親切な態度に、僕はモヤモヤとした不快感を覚えながらも、反論することはせず、黙って『魂の色』以外の項目を記入し、不満を抱えつつもフォビラスがいると教わった場所へと向かった──。




