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-メテオリット討伐戦開始-7P
一方僕たちのチームはどうするのか? と今から話し合い。
出遅れも甚だしいところだけど、カルマンの性格上誰かに指図されるのも嫌だろうし、カルマンに指示を乞うしかなくそれは今しか出来そうになかった。
「各自、自由でいいんじゃないか?」
「言うと思ったけど僕たち魂の使命こん願者は!?」
「必要に応じて魂を遣う者が遣う以上だ」
なんて簡易的な説明なんだろうか……。
僕は自然と溜め息を漏らしつつ、他の魂の使命こん願者や魂を遣う者に個人戦でやりつつ各々の判断で魂の使命こん願者の魂を遣うも遣わないも自由と伝えた。
「それならあんたの魂借りていいか? 噂でとても強い魂だと聞いたんだけど?」
そう伝えた直後、名前も知らない魂を遣う者が僕に魂の貸出要請をする。
僕はまだカルマンと専属契約前だし、専属契約する前に色んな人に遣って貰うのも有りだなと考え、快く了承しようとしたけど──