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-メテオリット討伐戦開始-5P


 一チーム五人で分かれるという感じになるのかな?


 僕は最後に来たからという理由で一番最後まで残ったくじをカルマンから直接(・・)手渡された。


 まぁ、僕が一番最後に来たのが悪いから……と納得し、くじを開くと赤い丸が紙には描かれている。


「赤丸ってどっちのチームなの?」


「ほぅ、おまえと俺はどうやら一緒のチームらしいな」


 カルマンはそう言い、偉そうな態度で僕を見下す。


「なんで僕がカルマンと同じチームなのさ!」


「これも運命(さだめ)だ諦めろ」


 そんな不満を零していると、カルマンは意味の解らないことを言い僕を諭そうとする。


 こんな運命、僕は嫌だ! と内心叫んでも、まぁくじという平等性の有るもので決まったのだから文句をつけることは不可能だ。


 納得はしたくないけど、渋々納得して僕はそれを受け入れた。


 カルマンは別のチームを見て、この場に相応しくない貧弱そうな女の子や、ガリガリな男の子が居るから勝ったも同然だな。とまだ始まってもいない戦いに勝利宣告していた。


 そんなカルマンを見て、相手チームは分が悪そうな顔をしながらも打倒カルマンを掲げ全力で殺ろう! と意気投合し合っていた。


 一方、僕たちのチームはカルマンの傲慢さが仇となってか

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