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-メテオリット討伐戦開始-2P
「早く行って来いガウ! オマエが寝れなかった分オレサマが寝といてやるガウ!」
フェルは僕の布団の中に潜り込み、寝ようとする。
だけど、そんなフェルが恨めしく思い、僕はフェルから布団を剥ぎ取り、朝から大喧嘩が開催される。
「オマエなんてこうしてやるガウ!」
そう言いフェルは僕が全裸で寝ていたことをいいことに急所であるカリッシュの腸詰め目掛け、強烈なフェルパンチを喰らわせ、僕はその場にうずくまる。
「なにすんのさ! この!」
僕はうずくまりながらフェルをキッと睨み、フェルの尻尾を鷲掴む。
「ふんぎゃあ──!」
「はいはい朝から喧嘩は辞めて、リーウィンちゃんは服を着て頂戴ね〜」
いつから居たのか解らないけど、そんな不毛な争いを止めるべく、母さんはそう言い微笑ましそうに指示を出す。
母さんにそう言われちゃ僕はなにも言えない。だから母さんの言う通り、服を着て渋々身支度を整える。
そんな僕にフェルは、どこかほくそ笑みながら勝ったなと言いたげにニマリとし、僕の布団に潜り込もうとする。