表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
166/1661

-お互いの意志。譲れぬ信念-7P


「でもね。あなたが意識を失って家に帰ってきた時、何度呼びかけても目を覚まさなくて、呼吸も浅くて……本当に怖かったの……。いつ、目を覚ましてくれるのか、一生、目を覚ましてくれないんじゃ……。そんな不安が募って、気が気じゃなくて、本当にこれで良かったの? って色んなことをたくさん、たくさん考えたわ」


「母さんの気持ち、全部は解らないけど、少しだけ解った気がする。もし僕も、母さんの立場なら、同じことを言うかもしれない……」


「じゃあ魂の使命こん願者(ドナー)になるのは辞──」


 母さんはパッと表情を明るくしながら、僕に期待を込めた眼差しを向ける。


 そんな母さんの言葉や期待を込めた眼差し無視しながら、


「でもね……、僕も……眠っている間、クトロケシス神に会って、僕の運命のことは良く解らなかったけど、話してくれたんだ」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ