表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
133/1662

-たぬきじゃないから!?-2P


 今更!? だよね、うん。だけど、魂を遣う者(シシャ)って、教会が保持する兵器そのもの。それが、カルマンの立ち位置。国民から、崇め称(あがめたた)えられはしても、僕のように、タメ口を叩く人なんていない。


 本来なら、敬語や丁寧語を使うべきところなんだけど……。すっかり忘れて、対等な立場で話していた。


 あ、これって結構まずいんじゃ……? そのことに気づいた瞬間、緊張が全身に走り、心臓がドッドッと鼓動を速め始める。


 カルマンが魂を遣う者(シシャ)だとしても、出会いが最悪だったでしょ? だからどうしても、尊敬すべき人間とは思えないじゃん! それにカルマンって、細かいこと気にするようなタイプでもないでしょ? そう自分に言い聞かせ落ち着こうと努力する。


 そんな努力をしている最中、カルマンとパチリと目が合い、そして──

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ