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-ポンコツとの出会い-12P


ハズなんだけど、どうしてこの毛玉はカジノに行こうとしているの!?


 あ、もう毛玉じゃないのか……。


「大丈夫ガウ! オマエが死んでる時に、何回か行ったけど問題なかったガウ!」


 毛だ──フェルは誇らしげに、えっへん!と両手を腰? にあて、威張るような態度を見せる。


「いや……。誇ることでもないし……。それに僕、死んでないし……」


 なにが大丈夫なんだ! それに、勝手に僕を殺さないでくれないかな? なんてボソッとツッコミを入れながら、今日、何度目か解らない溜め息が自然と漏れ出る。


 そんなフェルに呆れ返っていると、


「じゃあなガウ!」


 そう言い、なに食わぬ顔で窓から飛び出した。


 僕は急いでそんなフェルに手を伸ばしたけど……時すでに遅し。

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