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そんな十二月

作者: タマネギ

子供の頃の話なら、

誰にだってあるでしょう。 

たくさん聞いてみたい。

野に咲く花のことも。


もっと早く逢いたかった。

できれば子供の頃から、

出逢うとわかっていて、

生きていたかった。

  

今さらの夢だとしても、

人はそれを見つめたりする。、

願いを抱き続ける。

時に流されたって。


ずっとそばにいさせてね。

あなたの寂しい声がする。

ずっとそばにいて欲しい。

今年もそんな十二月。



でも大人になってからの

思い出話はしないでね。

そこには仄かな夢や

切ない恋が見えるから。


もっと早く逢えていたら、

同じ時を過ごせていたかな。

あなたの記憶の中に、

いないのは哀しい。

  

今からの夢だとしても、

人はやがて叶えたりする。

奇跡を信じ続ける。

巡り巡る星に託し。


ずっとそばにいるからね。

あなたの優しい声がする。

ずっとそばにいてもいいの。

今年もそんな十二月。

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