027.
「ここです。」
運動場みたいな所だ。うわぁー。やだよー。だって私、カンペキにインドア派なんです!!運動神経ゼロ!!欠けらも無いの!!!!!
運動場にいるだけでヤダ。室内にいたい。できれば…
ココ最近は仕方ないから結構頑張ってきたけど、できると分かっていることだけのために来たくないよー。
「では始めましょう。あの的を狙ってください。''闇よ、我が願いに応えよ、アーチュ''」
「''闇よ、我が願いに応えよ、アーチュ''」
おぉー、私の手の中から弓の矢みたいのでた!!しかもあの的のど真ん中貫通したよ。
やった〜。技がどんどん増えていくわ。このまま突き進んだら、もしかして私、最強?
とまぁ私も甘いことを考えていました。
一つだけ言いたい、この世界は私に
優しくない!!!!!!
だって、遠くから容赦なく魔法バンバン打ち込んでくるんだよ。避けることだけでいっぱいいっぱいだ。反撃とか無理。ていうか、したら命が危ない。とにかく早く辞めてくれ!!
「やめ。」
やっと止めてくれた。もうちょい早く言っていいんじゃないかな、レイさん??
「あなたは、反撃も出来ないんですか?ホノカ様は出来ましたよ。」
「はぁ?ホノカ様、ホノカ様うるさいんだけど。私は私。比べないで!!」
あぁ、私、嫌だったんだ。こっちに来てから、城では毎回毎回比べられて。自分がここにいる意味が分からなくなってたんだ。




