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「久しぶり、アイリちゃん。」
「……お久しぶりです、サミュエルさん。」
ははっ。まさか、騎士団長がサミュエルさんだったなんて。考えてもなかった。思わぬ所にいたなぁ。
「体調の方はどうでしょうか、アイリ様。」
アイリ様か。決別宣言と言うことだよね。
分かった。
「そうですね。とてもいいです。どちら様かがご丁寧にここに連れてきてくれましたから。」
この牢獄にね!!!
ていうかそんなことをわざわざ聞きに来るとは思えない。結局、本題は何?
「私になんの用でしょうか。」
「この度、アイリ様への処置が決まりましたのでお伝えに参りました。」
処置ね。私は罪人の類いですか。
まぁいい。こんな所すぐに出てやるから。
「アイリ様には、研究に協力して頂きます。」
「研究とはなんの研究ですか?」
「闇属性についてです。」
「一応聞きますが、私の拒否権は?」
「あります。……ですがこれは王命です。」
協力するしかないということね。本当にやることが汚い。王命なんて拒否権なんてないじゃない。
「分かりました。協力しましょう。」
「ありがとうございます。では、明日の朝食が終わった頃迎えに来ます。」
仕方ない、あと2日の辛抱だ。
頑張れ、私!!




