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幼児退行  作者: 藤原
全ての始まり
7/104

入所の日②

所長に挨拶するために車を降りて建物の中に

入った。


中はできたから2年しか経っていないからな

のか綺麗だった。


そして廊下を歩いていると医療器具が見た。


そして和人は思った。


きっとこの棟は医療用の施設なんだろうと。


和人と美香はしばらく歩いていた。


そして耐えきれなくなったのか美香は聞いた


「あの…」


「なんだ?」


「あとどのくらいで、所長のお部屋なんでし

ょうか?」


「これくらいの距離を歩くことも耐えられな

いのか。

これから先が思いやられる」


施設の人は溜息をしながら言った。

呆れている様子だった。

しかし答えてはくれた。


「まぁいい、あと百メートル程だ」


美香は肩をすぼめて「ありがとうございます」


と小声で言った。


言っていた通り百メートル程で着いた…と思

ったら、エレベーターに乗って最上階である

6階に行った。


そうしてやっと着いた。


ドアを開けると所長が待っていた。

そして施設の人は紹介した。


「この方が未成年矯正施設の所長である加藤

翔也所長だ」


そして加藤所長は一言こう発した。


「君たち自己紹介をして下さい。

もちろんなにをしてここにいるのかもです。

そうですね…まずはそちらの男の子からして下さい」


和人は大きく息を吸って、決意して言った。


「田中和人です。

年齢は16歳。

ここにいる理由は、放火と暴行です。

期間は16年〜17年です。」


所長は「そうですか、田中君これから大変だ

と思いますが頑張って下さい」



「それでは隣の女の子お願いします」



「藤野美香です。

年齢は16歳。

ここにいる理由は、隣の田中君との放火と暴

行それに単独での、ひったくりです。

期間は16年から18年です」



「君たちは共犯ですか…


二人とも頑張って下さい。


我々も全力で君たちの更生をサポートします。


それでは」と所長は言って、仕事に戻った。


そして施設の人が行くぞと言って、二階にあ

る部屋へと連れていった。





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