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幼児退行  作者: 藤原
全ての始まり
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衝撃

和人と美香が寝ている三週間の間に豊田は


二人の更生に必要なものをまとめて発注して


いた。


そうした物を特別監察室に運び込んで、準備


を進めた。


例えば、机や衣類のようなものだった。


念のために薬や包帯も部屋に置くために発注


をした。


そしてそれらの行動はそれなりに意図のある


ことだった。


そのような作業をしているうちに三週間が過


ぎた。


しかしまだ二人は目覚めなかった。


いつものように健康診断をしている市川は


本田に「なかなか目覚めないな。きっといい


夢でも見てるんだろうな。


どんな夢見てると思う?」と尋ねた。


すると本田は「さぁな。結婚してる夢を見て


るか何がじゃないのか?


それにしても麻酔薬の量間違えたかな…。」


そんな会話を二人がして部屋を去って二時間


後に二人が目覚め始めた。


和人は起きてすぐにとてつもない感覚に襲わ


れた。


うまく説明はできない。しかし体は確かに違


和感を訴えていたのだ。


麻酔薬を打たれる前に、手足を拘束されてい


るので動くことができない。


そんな状況の中で目覚めたことに気づいた職


員が部屋に入ってきた。


そして和人と美香の拘束を外すとベットに寝


かせたまま、医療棟に連れて行き精密検査を


行った。


そうしているうちに和人は、何が起こってい


るかが分かり始めた。


そして精密検査が終わると会議室にベットで


連れていかれた。


そこには加藤所長が座っていた。


そして二人はベットから起こされると、加藤


所長が喋り出した。


「おはようございます。


二人ともよく眠れましたか?


もう君たちが、この施設に来て一月近く経ち


ますが、君たちの中ではまだ三日くらいの感


覚でしょう。


それだけあなた方は眠っていましたからね」


と笑った。


そしてすぐに続けた。


「それでは雑談はこの辺にしておいて、本題


に入ります。


二人とも今から何をするか説明をしますので


よく聞いてください。


あなた方が眠る前から投与されていた薬は体


を小さくしてしまう薬です。


この薬はあなた方の全ての臓器、肉体を細胞


から小さく、つまり幼児化させることができ


ます。


もっとわかりやすく言うと、年齢を戻してし


まう薬です。



年齢は薬の量によって調整します。



そして三週間眠らせたのは筋力を衰えさせる


為です。


二人とも気づいていないかもしれませんが歯


を全て抜かせてもらいました。


これは薬の影響では三週間で全てが抜けない


からです。


先程も言いましたが、髪の毛もありません。


しかし、また体は成長しますから安心してく


ださい。


そしてこのようなことをして、あなた方に何


をしたいかと言うと、簡単に言うと成長のし


直しです。


二人にはここでもう一度赤ちゃんから成長し


てもらいます。


それがここまでま期間の長い理由です。


それではまた会う日を楽しみにしています」


こう所長は言うと、二人を載せたベットは移


動を始めた。


和人は衝撃を受けていた。


頭の中は混乱していた。


「小さく?


もう一度成長?


どう言うことだ?」


そんな具合にわからずにいた。


そして混乱したまま二人は移動させられた。


混乱していて周りさえも見える状況ではなか


った。


そのまま移動させられた先には、本当に赤ち


ゃんが生活するような空間が存在していた。


ただし、美香と和人は上を向いて寝かされて


いたので気づくことはできなかった。



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