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いつまでも残る心の傷  作者: 桜木莉緒菜
9/24

自問自答と対等

私はなんで生きてるのかな?


この自問自答に答えはない...



失礼な男性教員との事があり、私は大人に助けを求めても

『問題児の言うことは真面目に聞き入れてはくれない』

と子供ながらに感じ取りました。


誰に助けを求めるべきなのか分からない。

神様はいないし、大人も頼れない。

ましてや子供に頼っても何の枷にもならないし、イジメられかねない。

それに相談のできる友達もいない。


どうしたら楽になれるのかな?

どうしたら幸せになれるのかな?

どうしたら皆と笑顔で笑いあえるのかな?


どう考えてもどう自問自答しても

答えは見えてこない。


「ねぇ...私はやっぱり生まれてきちゃダメだった子なの?」


結局死ぬことが手っ取り早い結論となる。


必死に死のうと頑張ったが、勇気が足りなかった。

やっぱり生きたいと心の奥底で思っていたのかもしれない。


小学校5年生になった。

担任も変わり今度は男の先生。


私はもう問題児のレッテルを貼られている身。

最初から新担任にはぶつかって行った。


教室で机を運ぶ際に

「ちゃんと持って運べー。引きずるなよー」

と、先生の声に反発し引きずって運んでいた。


先生は私の元に来ては怒った。

「持って運べ!!」

『知るかよ』

ボコッ!

と私は先生のお腹を殴った。


ゴンッ!

『〜〜ッ!』

「一発は一発だ。」


先生は一発は一発と反撃してきたんです。

しかも頭突き。


私はキレましたよ。

再度殴る蹴るするも、一発は一発と反撃してくる。

逃げました、私の負けです。


『なんなの?なんなのあいつ!!

他の先公から聞いてないのかよ?

どうせ聞いたら真っ青になって、アイツみたいに謝ってくるんだ。

お前を怒らせちゃいけないこと知らなかったとか言ってさ...』


でも、その後も先生からの謝罪はなかった。

ただ先生は皆を平等に見て、上から目線じゃなくて、

子供達と同じ目線で、同じ土俵で対応してくれていた。


『なんなのコイツ...

アイツらと違う...違いすぎる...

なんで問題児の私にも対等なの?意味不明。

ただのバカ?それともまだ聞いてないわけ?』


混乱でした。

短い人生で初めて、対等な扱いを受けて、

人生で初めて、問題児だからって腫れ物を触るような事をしない、そんな先生に出会った。


少しだけ希望の光にも見えた。

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