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いつまでも残る心の傷  作者: 桜木莉緒菜
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父の実家



唯一父と血の繋がる私は


父に連れられ父の実家へ行くことになった。




実家には祖母が1人で暮らしてた




私は近所の保育園に通う事になった。


本当は有名な学校の付属保育園に入るはずだったらしいんだけど


父が勝手に決めたそうだ。




私はお婆ちゃんと父の3人暮らしをする事になった。




朝が弱い私は、毎朝お婆ちゃんに起こされる。


「まだ寝とるんか!」


バシッ!!


野菜の茎を固定出来るような棒で


私の足を叩き起こすのがお婆ちゃん流。




泣きながら起きて


泣きながら顔を洗って


泣きながらご飯を食べて


泣きながら保育園に行く。




それが日課だった。




酷い時には袋叩きにされて


「もう保育園に行くな!行かんでいい!」


って怒鳴られる。


ベランダに逃げたら鍵を閉められ


中に入れてもらえない。




その時の私は


「お婆ちゃんは私の事が嫌いなんだ。


私が憎いんだ。


だから私を叩くんだ。


私が悪い子だからダメなんだ…」


と思ってた。




朝保育園に行って、お婆ちゃんと先生がお話していた時


私の話ではないと思って


バックを自分の棚に入れて他の子達と遊ぼうとしたら


「お前の話しとるったい!」


って怒鳴られて皆の前で袋叩き。




先生達は止めに入ってくれたけど


私はその後数時間ほど足が動かなかった。




毎日毎日


「お婆ちゃんは私の事が嫌いなんだ。


私が憎いんだ。


だから私を叩くんだ。


私が悪い子だからダメなんだ…」


と思ってた。




毎日毎日いつ殴られるか分からなくて


ビクビクしてて


唯一伸び伸びできるのが保育園だった。




私は保育園が大好きだった。


でもすぐに小学生になってしまう。


それがとても辛かった。


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