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いつまでも残る心の傷  作者: 桜木莉緒菜
18/24

一時保護施設

学校へ行く途中、すれ違う人みんなが父に見えた

学校へ着いてからも落ち着かなくて、学校休んでる梨花に電話した


『梨花、私な、昨日な、やられたん……

よりにもよってスピドのラジオある日とか最悪やん笑…』

「そっか…ラジオ面白かったね……

辛かったよね…今日星田さん来るんやろ?

…………面会行くから…保護してもらい…」

『…うん…梨花そう言うと思った…

梨花……ありがとう、児童相談所教えてくれて…

絶対面会来てね?絶対だからね?』

「当たり前でしょ、うちら親友じゃん!」

『……ありがとう……ありがとう……』


電話を終え、学校の来客用玄関の橋に座り込み星田さんを待った

星田さんは背の高い坂田さんという若い女性を連れてきた

そして私は昨夜の事を話した、すると私が答えを出す前に星田さんはこう言った

「……もう、今保護する。いいね?

学校の先生には今から話をするから、坂田さんと一緒に待ってて?

お家のことも心配しなくていいからね」

『…………分かった』


私は坂田さんが元バスケ部だと知り、万年補欠だったけど、部活は苦しかったけど、ちょっとハマったバスケの話をした

他愛もない話で落ち着かせてくれた


それから星田さんが先生や校長達との話を終え戻ってきた

タクシーに乗り、児童相談所へ向かった


児童相談所について一時保護施設の説明を聞いた

持ってきた荷物は全て没収され

ジャージに着替えさせられ危険物を持ってないか検査されて保護所に入った


個室に通され、指示があるまでここから出ないようにと言われた

ドアの外ではたくさんの子供たちの声がする


個室内にはビデオしか見れないテレビとテーブルと布団とトイレだけ

パズルや漫画、小説、ビデオを保護所の先生が持ってきてくれた

ご飯は保護所の先生が部屋まで届けてくれて、お風呂は他の子達が就寝部屋に入ってから、シャワー室に連れていかれる


時々星田さんが会いに来てくれて父達との話の内容や、今後警察に相談するのか、接近禁止の念書を書かせるといった話し合いをした

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