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仲直り
素直になれず
人間関係の築き方も分からず
ひたすら先生の言葉だけが頭から離れず
毎日が憂鬱だった。
そこにひとつの光が指した
真由子だ。
真由子が仲を取り持ってくれて
何とかみんなと仲直りした。
みんなをトイレに呼び出してもらって
これからはいつも通りに前みたいに話をしたい遊びたいって伝えて。
みんなはすぐに許してくれた。
でも…ちゃんと前みたいに戻るには遅すぎた。
少しの壁ができたまま
私たちは小学校を卒業した。
卒業まえに、手紙を書いたんだ。
20歳の自分へって。
先生の提案だった。
私は20歳の自分へ
死なないでくれてありがとうって書いた。
20歳の自分が何をしているか
生きているかさえ分からないけど
もし、生きていたら
きっと凄く頑張ったんだろうって思った。
ただ死ぬ勇気がないだけな私だけど
この世の中ちょっとしたきっかけで
本当に死んじゃう人だって居るんだ。
20歳までにそんな出来事が起きていてもおかしくないじゃない?
きっとこれからもずっと
お婆ちゃんに叩かれて
お父さんに犯されていくんだもん。
いつか二人が死ぬまで。
誰かが助けてくれるまで。
暗闇から伸ばした手を誰かが引っ張って
救い出してくれる日が来るまで…




