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いつまでも残る心の傷  作者: 桜木莉緒菜
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最終兵器使用

『あの担任に助けを求めたら、助けてくれるのかな?』


そんな淡い期待があった。

だけど、言えるはずがなかったんだよ、こんな事。


男に言えるはずがなかった。


何度か言って助けを求めようとしたけど、男だと思ったら怖くて...

親父と同じだったらって思うと吐き気がした。


でも少しは生活も変わった。

対等に接してくれることだけは嬉しくて、毎日ちゃんと教室にいるようになった。

勉強は全く分からなかった。

3〜4年は全く勉強していなかったからね...

ついていけなくて、いつも机に頬杖ついて寝てた。


ある時に先生を怒らせたことがった。

「お婆ちゃんに言うぞ!」

とその先生に言われた瞬間、こいつも他のやつと同じだと悟った。


先生達皆の私を制御できないと思った時の最終兵器。

それがお婆ちゃん。


担任も結局その最終手段を使っちゃうやつだったんだとショックだった。

『何が一発は一発だ。結局はそうなるんじゃないか。

もういいよ。お前も知らない。』


もうショックすぎて泣いた。

でもねその日以来先生の口からお婆ちゃんの言葉は出ることはなかった。


それでも毎日ビクビクしてた。

最終兵器のことを言われ、でも告げ口されていなかった為に、いつ言われるかと怖かった。


最終兵器に告げ口されると私は袋叩きされる。

叩き殺されてしまう。


逆にその方が良かったかもしれないな。

自分で死ぬことができない、死ねない死にたがりだから...

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