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無色な彼女と、透明な彼氏  作者: さくま
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ミンミンと、うるさい蝉が鳴いている。今日はいつもに比べて、格段と暑い。


この暑さなら、多分気温は三十度を超えているだろう。今朝の天気予報では、今日は二十五度まで上がらないと放送していたのに、アレは出任せか。天気予報士の貼り付いたような笑顔を思い出して、腹立たしくなる。


そんな暑い中、俺は校門の前である人を待っていた。


俺がここに到着してから十分後、その子は玄関からこちらに駆け寄ってきた。

「ごめん、待った?」

息は切れているが、目には全く反省の色が見えない。文句のひとつでも言ってやろうかと思ったが、いつものことだ。そう自分に言い聞かせて、全然待ってないよと応える。


そう、今日は彼女と二人で映画を見に行く約束をしているのだ。

明日から夏休みに入るために、授業も午前で終わった。だから一学期最後の半日を、彼女と過ごすことにしたのだ。夏休みになると俺の部活動も忙しくなって、会う機会もほとんどなくなる。だから、顧問が会議に出席している今日だけが、こいつと会える唯一の日なのだ。

そう思って昨日彼女を誘うと、やはり急すぎたのか、「えー」と行くのを散々渋られた。それでも何回か押したら、やっとその気になってくれたのだ。


そういう訳で、多少の我が儘には目を瞑らなければいけない。

「早く行こうよ。」と腕を引っ張られる。

「おう、ごめん。」

俺はリードを付けられて引きずられていく犬みたいに、彼女に連れられていった。


あ、今日の計画を何も考えていなかった。歩き出してから思い出す。

いつもならある程度計画を立ててから出掛けるのだが、俺も急に思い立ったもので、映画館に行くこと以外の計画にまで気が回らなかった。不覚……自分を責める。

さて、どうしようか。

まずどうやって映画館まで行こう。映画館は隣町にある。隣町といっても、地下鉄なら一区間ほどの距離にあった。バスならものの五分で到着する。それにこの気温だしなあ。バスにしようか。

…いやでも、出来ることなら歩いていきたい。

最近、俺はこいつと話す機会が全くなかった。同じクラスと言えど、彼女の周りには大抵誰彼かがいるのだ。女子の話に割って入るだけの勇気なんて、俺にはない。確か前に学校外で会ったのは、一ヶ月前。それ以来、まともに会話をしていない気がするのだ。

だから、バスに乗って五分しか話せないより、多少暑くてもニ、三十分話せることのほうが俺には大事だった。今日くらい、ゆっくり話がしたいのだ。そう思って、彼女に話を持ちかける。

「なあ、映画館まで歩いて行かないか?」

彼女は明らかに不満そうな顔をした。

「えー、疲れるよー。それに、こんな暑い日に歩きたくない。」

想定していた返事が帰ってくる。そうだよな。疲れるよな。まったく、こいつとはいつも意見が合わない。確かに大体予想は付いていたが、俺の意図するところも分かってほしい。いや駄目だ。俺が無理に誘ったのに、欲を言っては。

「…分かった。バスで行くか。」

心に小さな葛藤が生まれる。俺のしたいことを言えば、果たしてそれを理解してもらえるのだろうか。言わない俺が悪いのか。でも聞いたところで、俺の言うことなんてわかってもらえないのだろう。早々に諦めた。


バスに乗っている間、俺は一言も話さなかったし、逆に話しかけられもしなかった。

何の気遣いもなしに、バスはものの五分で隣町に到着する。もう少し話す時間が、きっかけが欲しかった。

ふと斜め下辺りを見下ろすと、彼女は浮かない、というよりも具合の悪そうな顔をしている。

「どうした?」と不安になって聞く。

「ううん。何でもない。」

そう言って、俺の二歩くらい先を歩き出した。本当に大丈夫なのか心配だ。熱中症、とかじゃないよな。

もし仮にそうだとしたら、さっきまで歩いて行こうなどと思っていた自分を恨む。

そんな俺の気もお構い無しなのだろう。彼女はずんずん先へ、先へと進んでいた。


館内は、適度に暗くて涼しかった。

「何見ようか。」

パンフレットが幾つも陳列されているところの前でそう尋ねる。

「うーん…」

女子はどういうものを好むのだろう。やっぱりラブストーリーが定番だろうか。特にこの映画には最近流行りの、ジャニーズメンバーが何人か出演しているはずだ。

とくれば、外さないだろう。

俺自身あまり気は乗らないが、彼女のためならこれくらい我慢するつもりだ。

「これとかどう?」

声が重なった。彼女が指したのはアクション映画。

おい、嘘だろ。

定番を見事に外してきた。

そうだ。こいつは定番が通じないやつだった。わが道をゆく、そんなやつだ。だが今頃になって気付いても、時すでに遅し。

「は…?何それ、ラブストーリー…?」

こいつなりに精一杯込み上げる笑いを抑えているんだろうが、俺には笑っているようにしか聞こえない。

恥ずかしい…堂々とラブストーリーが見たいと言ってしまった。頭を抱えてこの場から逃げ出したくなる。

お前が見たいんだろうと思ったんだ。そう弁解したかった。だが弁解なんてしたところで、所詮信じてはもらえない。ただ見苦しいだけだ。変に事を拗れさせるくらいなら、俺は全力で嘘をつこう。

「…悪いかよ…」

「ごめんごめん。」

「…もういいよ…お前は、これが見たいんだろ。こっち見よう。」

「わかってんじゃん。」

不満そうに聞こえるだろうか。俺はアクション映画を指差して、不服みたいな表情を作りながらそう言う。まあ、ラブストーリーよりは興味を惹かれるか。

「じゃあ俺、チケット買ってくるわ。」

「うん、お願い」

俺は一人、チケットを買いにいく。

チケット売り場には、四、五人が並んでいる。一人で順番待ちしていると、あいつと初めて出会った時のことを思い出した。



彼女と出会ったのは、今から約三ヶ月前だ。

入学式の日。クラスの空気は、戸惑いと緊張、不安にまみれていた。それもその筈。今まで馴れ合っていた仲間から離されて、新しい場にいきなり放り投げられたようなものなのだから。

俺もその場に馴染むのがあまり得意ではなかったが、せめて周りの人間とだけでも仲良くしようと、周囲を見渡す。俺は窓側の一番端の席のためにチャンスは少なかった。それでも徐々に輪を広げていければそれでいい。そう思い、隣を一瞥した。

そこにいたのが、彼女だ。

彼女を見た瞬間、心が惹き付けられるような感覚を覚えた。

特別人目を引くような外見を持っている訳ではない。でも何かが俺を惹く。

そうか、彼女は独特な雰囲気を発しているのだ。

独特だと表現したが、決して悪い意味ではない。つまり、早く周りに溶け込もうとして八方美人のように振る舞う感じではない、という意味である。

俺やクラスの人間がこの場に馴染もうと奔走している中、彼女だけはただそこにぼうっと立っているような気がした。

媚びは売らず、何色にも染まらない。彼女はどんな場でも、彼女だけの色を保ってきたのではないか。

何も根拠はないのに、そう感じていた。

何日経っても彼女の雰囲気は変わらなかった。

そのせいだろうか。着飾らない彼女の周りには、自然と人が集まっていった。


気が付けば俺は、彼女を自然と目で追うようになっていた。

そして入学から一週間が過ぎた日、彼女に思いを伝えることにしたのだ。早すぎるかもしれない。

でもそのうち必ず彼女は誰かのものになってしまうと直感していた俺は、居ても立っても居られなくなったのだ。焦り、といっても過言ではないだろう。

それで俺は、告白しようと決めた。

決心はしたが、いきなり「好きだ」という勇気はない。だから彼女呼び出すため、慣れない手紙を書いた。一文字一文字に、神経を使って。そしてそれを彼女の靴箱に入れる。原始的、とでも言えばいい。だけどこれくらいしか、思い付かなかったのだ。それにこれが一番俺らしい。

放課後、屋上に彼女はやって来た。それまでは平常心を保っていたのに、いきなり鼓動が早くなる。駄目だ。意を決して、簡潔に「好きです」とだけ伝えた。

彼女は最初驚いた顔をしたが、即決だった。返事は、予想外にもいいものだった。

そして、今に至る。

後に気付いのだが、俺はあの手紙のどこにも自分の名前を書いていなかった。それなのに来るなんて、改めてすごい奴だと思う。


俺は高校生のチケット二枚の料金を支払い、一枚を彼女に渡した。

「はい、チケット。」

「ありがと、今お金払うから。」

そういって鞄から財布を取り出す。高校生にしては地味な色の財布だ。

こういうところがいかにもこいつらしい。

本当に何にも染まらないなあ。


だからこそ、時々思うんだ。


こいつは、本当は全然俺なんかを好きじゃないって。


なぜかって、何度も言うが、何色にも染まらないのが彼女だからだ。

それは俺が多分、重々知っている。

ある意味こいつは一人だ。

そんな奴なら、頭を誰かの色で染めてしまうことはないのだろう。告白した時も、付き合っている今も、そうだと思っている。

告白しておいてこう言うのも変だが、なぜこいつは俺なんかと付き合っているのだろう。


そう思って、斜め下辺りを見る。彼女は俺のことを見ていた。

顔に、何かついているのだろうか。

「何か変?」

そう聞くと、彼女は平然とした態度で、

「そうじゃなくて。綺麗な顔してるな、って思って。」

と答えた。ついでにチケットの代金も寄越してくるものだから、思いっきり目があった。

「何いってんだよ。」

やめろ、いくらお前の態度に慣れてきた俺でも、照れるものは照れるんだ。こちらも平然とした態度でいようとしたが、耐えきれなくなって顔を反らす。

だけど。

本当に好きな相手なら、こんな毅然とした態度で「綺麗」などと言えないのではないのだろうか。

こいつには、照れも何も感じられないのだ。それだけ心を許している存在ならばいいのだが、付き合いたての頃から態度が変化したことはない。


「ねえ、大丈夫?顔色悪くない?」

ハッとして、咄嗟に笑顔を作る。

「ごめん、大丈夫だよ。ちょっと考え事してただけ。」

そっか、と言う。

顔色、悪くなっていたのか。全くの無意識だった。


それからはずっと、考え事をしていた。映画が始まっていたことすらも忘れて。なんとなく、映画の前のコマーシャルが流れていたことはわかっていたが、気が付くと大画面に、現実にはあり得ないような戦闘シーンが写っていた。

とにかくそれくらい、俺は悩んでいた。

なぜ彼女は俺と付き合っているのだろうとか、彼女は俺なんかといて楽しいのかとか。とにかく色々なことが目まぐるしく頭を巡っていた。

そして考えるにつれ、俺の中には次第にある決心がついていった。


彼女と別れる、という決心だ。 


今までずっと考えていたことだったが、俺は自分のためだけにその気持ちを心の奥底に封印してきた。

手放すのが嫌だからという、自分の勝手で。多分、物欲に近いものかもしれない。

その気持ちは、例えば子供が珍しいものを見つけた時、なかなかそれを捨てようとしないのに似ているのだろう。俺もそんな子供と一緒だ。こんなチャンスを、希少なものを逃すわけにいかないと、必死で隠していたのだ。一度手放してしまえば、二度と自分になんかに振り向かないことが明らかだったから余計に。

でもようやく分かった。

こいつの世界に俺はいないし、第一いらないのだということに。

もうひとつ、俺が願っていたのはこいつの幸せでなく、自分の幸せだということにも。

それでも俺の欲は、こいつを苦しめるだろう。自由に飛び回りたい鳥の翼を掴む手のように。


ならば俺は、こいつの前から大人しく身を引こう。こんな奴では彼女を幸せに出来ない。

行動は早ければ早いほどいい。


だから今日、俺は彼女に別れを告げる。


結局、二時間もあった映画の内容を全く覚えていないという結果になってしまった。チケットの代金は、ただの考え事をする場所代にしかならなかった。

でも人ひとりを幸せにする答えを出す時間になったのなら、それはそれでいいかと思う。


俺達は映画館を後にした。今まで暗くて涼しい場所にいたせいで、暑さと日射しは余計に厳しく思えた。


バス停に向かいながら彼女が「ねえ、このあとどっか行く?」と聞いてきた。

行く。反射的に喉元から込み上げる声を抑えて答える。

「あ、いや…俺は行かないや。」

「行かないの…?用事?」

一瞬、いつも強気でしっかりとしている彼女の目が、捨て犬のような目になったのに気付いた。

「……え…」

行きたいよ、お前と。ホント、行きたかった。

出来ることなら。

「じゃあ行こうよ。明日から休みなんだし。」

「……違うんだよ。」

でも駄目なんだ。

俺はお前を、お前のその自由な翼の羽ばたきを、邪魔するだけなのだ。


だから、これでさよならだ。


「あのさ、もう別れないか。」


彼女に念を押すように。そして、自分の感情を引き裂くように。

ゆっくりと、俺は言い放った。



彼女に別れを告げ、俺はほとんど逃げ去るようにして映画館の前から宛てもなく立ち去った。

何百メートルか走って来たはいいものの、ここがどこなのか分からない。とりあえず交通量が少ない場所にいる。こんな場所まで来たのがいけないのか、いよいよ帰る気も失せてしまった。

それから俺は何もする気が起きないでいる。

そして気付く。これほどの気持ちを彼女にかけていたのだと。これは重たかっただろう。改めて申し訳なく思った。

ごめんと、一人呟く。

呟いたところで誰も反応しやしないのだが。

とりあえず状況を確認しよう。今ここはどこだ。やけに交通量が少ないが、人はちらちら見えるし、道路もバス停もある。門限までに帰れるかは疑問だが、携帯の地図を見ながら地道に歩いて帰れば大丈夫だろう。

それにしても暑い。俺は道路に沿って植えられた並木道の木陰に身を隠しながら歩く。ここを歩いていけば、暑さで倒れることもないだろう。


…しばらく待ってはみたが、バスは来なかった。

そして待っている間にも、彼女のことばかりが頭に浮かんでいた。

今さらだが、やっぱり別れたくはなかった。

自分で振っておいて何てことを考えているんだ、俺は。つくづく身勝手な人間だと思う。

それでもつい浮かんでしまう。

彼女は今どうしているだろう。あの後どうしただろう。

少しは悲しいと思ったのだろうか。


本当に、心の底から思う。彼女には、幸せになってほしいと。

もし俺に彼女を幸せに出来るんだとしたら、喜んでなんでもしよう。


俺が願うのは、彼女の幸せだけだ。


そんなことを考えていると、真っ赤なバスが前方からこちらに向かってくるのが見えた。その赤さはレトロな雰囲気を漂わせている。多分さっき通りすぎたバス停で止まるのだろう。

さっきまで一台も車が通っていなかったせいで、エンジン音がやけに目立った。

なんとなくバスの中を見ようと、目を凝らす。

どうやら誰も乗っていないようだ。

…いや、違う。一人いる。

髪が肩くらいまで伸びた女性だ。ちょうど、あいつと同じくらいだ。

気になって見ていると、バスが通り過ぎたその一瞬、その人と目が合った。


強気な目。

俺はすぐに気付いた。


彼女だ。


追いかけようか、迷った。でもその必要はない。だって俺は、もうただのクラスメイトでしかないのだから。

足早に前へと歩く。

半分くらい目に涙を溜めながら。

くそっ、泣くなっ…。

俺はがむしゃらに走り出す。涙が乾くように、必死で。


すると、後ろからバタバタと足音が聞こえてきた。

期待のような、嬉しさのようなものを抱えつつ、少し振り返る。

案の定彼女だった。泣きながらも笑えてくる。何で来るんだ。せっかく忘れようとしたのに、焼き付くじゃないか。

「待って…よ…!」

ぜえぜえと息を切らす音が聞こえる。大丈夫、彼女には追い付かれない自信があった。なぜなら、彼女はクラスで一番の運動音痴だから。次第に足音は遠ざかっていく。

もう大丈夫だろ。ふう、と一息ついて後ろを振り返る。

驚いた。彼女は脇腹を抱えながらも、地道に走って来るのだ。

こんなに走れたっけ。

また走ろうと体を前に向けると、ドサッと重たい音がした。

彼女がついに倒れてしまったのだ。流石に置いてきぼりにする訳にもいかず、俺は彼女のもとまで駆け足で戻った。


「……なんで…に………逃げる、の………」

まだ息切れしていた。運動の出来そうな顔でそう言うので、思わず笑いそうになる。駄目だ、顔に出さないようにしなければ。

「…別に…追われたら逃げたくなるだろ。お前こそなんで。」

「……先に逃げた、のは…そっち、じゃん……」

確かに、そうだ。返す言葉もない。

そういえば、なんで逃げたのだろう。特に、やましいことはしていないはずだ。それなら逃げる必要はなかっただろうに、足が勝手に動いたのだ。

そのまま沈黙が続いた。

五分くらい経ったら落ち着いたのか、彼女は唐突に質問してきた。

「ねえ、私のこと嫌いなの?」

いきなり核心を突くな。どう答えていいか分からない。そんなもん、好きに決まってるだろ。そう言ってしまいたい。彼女はまた唐突に、今後は独り言のように言った。


「私は、好きだよ…振られ、ちゃったけど。」


「え?」


意外だ。彼女が初めて俺に好きだと言った。

本当に、初めて。


そんな言葉を聞かされた俺は、思わず理性が吹っ飛んだ。乾いたと思っていた涙が流れる。

「でもね。好きだけど、ちゃんと好きでいる自信はないんだ。私は、形がきっと大事だったんだよ。」

「わかってる」

大してわかってもいないのに、次々と言葉が出る。

「俺は…俺も、お前が好きだ。だけど、幸せには出来ないと思う。俺は自分のことで精一杯、かもしれない…だから」

彼女が俺に目を合わせる。

自信に溢れている目だ。

「だけど、それでもいいから、私と付き合ってくれない?」

言葉を遮ってそう言われた。

力強い、言い方だった。


俺はただ頷いた。

彼女は俺に、今まで見せなかったような優しい微笑みを見せた。



ミンミンと、うるさい蝉が鳴いている。


夏は、まだ始まったばかりだ。

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