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ハシラビト和合同盟

エンジョイドライビング

作者: 回天 要人

※語り手はキマリ→アイオくん→小笠原へとバトンタッチします。

 兄さんが鼻歌を歌っているときは気をつけた方がいい。


「………、兄さん、何かいいことでもあったの?」


 僕がそう尋ねると、兄さんは返事をせずにずっと鼻歌を歌っていた。

 そろそろ梅雨を迎える六月初旬、平日の夜だった。僕はいつものように学校から帰宅をして、夕食の用意をしながら兄さんの帰りを待っていた。兄さんはいつも仕事が終わると不機嫌そうで、それはなぜかというと、実のところ彼は今の仕事が好きではないからだ。元々兄さんは人前に出て何かをすることに長けているわけではない。では何が目的で先生になったのかと言うと、俗っぽい話お金とプライドの問題だ。その辺のことは話すと長くなるからまたの機会にするとして、とにかく彼は家に帰るといつも不機嫌なのが常だった。


「…もしかして、アイオくん?」


 兄さんの機嫌がいい理由はいつも大体同じだ。誰かを口説いているときか、誰かをからかっているときか、または給料日。今日は月末じゃないし、誰かターゲットを決めたという話も聞いていないしそんな影もない。ということは、誰かをからかって楽しんでいるのだろう。僕はそうあたりをつけて、からかいやすそうな彼の名前を言ってみた。


「ハズレ。彼女の方。」


 すると兄さんは、今度は即答してそう答えた。彼女の方、ということは、小笠原先生のことだろう。


「先生がどうかしたの?」

「カメの歩みのバカップルも、遅すぎる春を迎えたらしい。」


 兄さんの言い方は妙だったけれど、つまりは彼らが何かしらの進展をみせたようだった。僕は兄さんの言ったことを確認するように、


「春…?」


 と曖昧に尋ねてみた。すると兄さんはこちらを向いて、めったに見せない純粋な微笑を浮かべてこう言った。


「まぁ、始めの一歩ってやつ?踏み出したんじゃない、あの二人。」


 僕には具体的に何がどうなったのかわからなかったけれど、あの二人が一歩進んだというのは喜ばしいことだった。

 今年の冬、昨年度をもって僕らの高校から転勤が決まった小笠原先生は、今は女子高に勤務している。先生は始め、学校から程近い場所に住んでいたらしいけれど、一ヶ月程前に再び僕らの住む町へ戻ってきたようだった。こちらへ戻って来る前に、アイオくんと先生の間では少しだけすれ違いがあったのだけど、こちらへ戻って来てからは特に大きな喧嘩もすれ違いもないようで、アイオくんも悩んでいるような素振りは見せなかった。順調なのだろうな、とぼんやり思ってはいたけれど、兄さんの話から察すると思いの他早く、何かが進み始めているみたいだ。

 二人の関係を詮索したい気もするけれど、しばらくそっとしておこうと僕は思った。あの二人は、からかったり冷やかしたりすると素直になれないみたいだし……。


「二人の邪魔はしないでね、兄さん。」

「人聞きの悪いこと言うな。生温く見守ってるよ。」

「……。」


 それなのに彼らをからかったり、冷やかしたりすることが大好きな人も居る。それは僕が目を光らせて、見張っておくことにしよう。



 *



「しょうがないだろ、微妙に田舎なんだから最終バスなんて18時台で終わってるって。学校終わってから行ったら夜間教習になっちまうのは当たり前じゃん。」

『私はタクシーじゃない。夜間に通うくらいなら、夏休みに取ればいいだろ。』

「どうせ同じ方向に帰るんだから、ついでだろ、ついで。本当、タイミングいいときに戻ってきたよな、お前。」

『そういう目的で帰ってきたわけじゃないから…!わかった、今日だけだぞ。』


 というわけで、今夜の帰宅手段は確保できた。俺はケータイを片手で閉じ、空いている方の手で長椅子の傍らに置いてあった教習所のケースを取った。このケースは入校するともれなくもらえるもので、中には教科書やら請求書やら、一式必要なものがすべて詰まっている。俺は透明のケースを開け、一番手前にある時間割を引っ張り出した。何時限目にどんな授業がどの教室で行われるのか書いてある便利な紙切れだ。


「…8限は暇か。」


 時間割りには今の段階で取れそうな授業は開講していなかった。そうなると、今さっき頼んだ迎えが来るまで一時間ほど暇になる。8限の乗車予約にキャンセルが入らない限りは。

 暇になるくらいなら、乗車したいと思っていると、幸運なことに受付に呼び出された。


「藍生さん、今から乗れますけどどうしますか?」

「あー、お願いします。」


 受付にはまだ歳若い女性が席に着いていた。ここ何日か教習所に通い詰めているので、俺の方はそろそろ顔も覚えてきた人だった。余計な愛想を振りまかず、淡々と作業をこなしているタイプの人で、妙な世間話を振ってこないので俺は結構付き合いやすい人だと思っている。人によっては態度が冷たいとか、無表情とかさまざまな評価があるらしいけれど。


「では、12番です。」


 予想通りの事務的な返事が返ってきた。俺は無言で会釈だけするとその場を去った。受付を出てすぐ目の前にある階段を降りると玄関へたどり着く。玄関の自動扉を出るとすぐそこがガレージで、教習車が番号順にずらりと並べて置いてあった。俺はこの時間飛び込みで入ったキャンセル生なので、正規の教習生から一歩遅れて教習車の元へたどり着いた。準備が早い生徒はすでに外周やら内周やら、路上やらに出て運転を始めていた。

 担当指導員と軽く挨拶を交わした後、俺は運転席に乗車してシートの位置やミラーの角度などを調整した。するとその最中に、担当の指導員からこう尋ねられた。


「藍生くんは隣町に住んでるんだねぇ。帰りはどうするの?もうバスもないでしょう。」


 指導員は俺が手渡した原簿を見ながらそう言った。原簿には教習項目やら俺の顔写真、住所、生年月日などが印刷されている。原簿を元に世間話を振ってくる指導員は少なくない。


「はぁ。迎えが来ます。」

「親御さん?」


 中には個人的な話を突っ込んで聞いてくる人間も居た。そんなこと聞いてどうするんだと思えるような質問も多々ある。俺はそんな質問にも、なるべく素直に答えるように心がけてきたけれど、こういうのは一番困る。


「そんなもんです。」


 結局適当な答えを返して、それ以後指導員が何か突っ込んで聞いてくることもなく、8限の教習は終了した。運転については滞りなく、今のところ至極順調だ。この調子で行けば一ヶ月と経たないうちに免許が取れるかもしれない。

 教習が終わった余韻に浸る間もなく、俺は二階の受付へ行った。明日の乗車予約を入れなくてはいけないからだ。俺が通う教習所は時間配分がタイトで、その日最後の教習が終わるとものの5分で完全消灯してしまう。二階にある受付に寄って、明日の乗車予約なんかを入れているとあっという間だ。

 俺はどうにか滑り込みで予約を入れ、半分追い出されるような形で受付から出た。駆け足で階段を降りて玄関扉をくぐると、どうやら俺が最後だったようで、すぐに自動扉は施錠された。時間配分もタイトだが、指導員やスタッフの行動も分刻みのタイトさだ。

 これで迎えが到着していれば流れ的には最高だったが、小笠原の車はまだ見えない。シンと静まった教習所は、さっきまで何十台もの車が出入りして大賑わいだったとは思えなかった。

 今日も綺麗に月が出ていた。けれどあいにく相棒のカメラは家の中だ。ケータイの写メくらいなら撮れたけれど、大きさも小さいし解像度も低いので印刷向きではない。撮ってもメモリの負担になるだけだ。


「もしかしたら、あいつより俺の方が運転上手いかもしれないな。」


 俺は誰ともなしに呟いた。返事をしてくれる相手は居ないので、当然ながらすぐに先刻までの夜の静けさが戻ってくる。俺はその場に立ち尽くしながら、今度は星を観察することにした。星座には詳しくないけれど、北斗七星と北極星くらいはわかる。ひしゃくの形を指でなぞっていると、遠くの方から車のクラクションが聞こえた。

 それが目当ての車だとわかって、俺は車の側に近づいていった。


「ごめん、待たせたか?」

「いや。」


 小笠原は俺が近づくと窓を開けてこちらへ声をかけた。学校帰りだから髪は頭の後ろで結んだまま、眼鏡もしっかりかけている。俺は短く返事をして、助手席へ回り込んだ。

 小笠原の車は駐車場の一角に止まっていた。白線で駐車スペースが示してあるのだが、小笠原の車は絶妙な距離だけ一台分の白線からずれていた。絶妙というのは本当に絶妙で、運転席側のタイヤが白線の丁度外側にぴたりとくっついている。あと数センチ白線の中に入ればきちんと駐車したことになるのに、変なところできっちりずれていた。これがコース内だったら脱輪していたかもしれない。

 やっぱり小笠原は運転が上手いとはいえない。俺は本人に知れないように苦笑して、助手席に乗り込んだ。


「梶港の近くにも教習所なかったか?あっちなら遅くなっても歩いて帰れるじゃないか。」


 俺が乗り込むと、電話で交わした会話をまだ引っ張るつもりなのか、小笠原はそんな話をし始めた。かわいくない返事に、俺は思わず顔をしかめる。


「あっちは方向が合わないんだよ。こっちのが流れ的にいいだろ。」

「流れって、何の流れだよ…。」


 小笠原はぶつぶつといいながら車を発進させた。小笠原は自分でも運転が上手くないという自覚があるのか、肩にはガチガチに力が入ってるし、姿勢もいくらか前のめりで緊張しながら運転していた。それでは逆に咄嗟の対応に困るのではないかと思ったが、眼鏡の向こうの真剣そうな目を見て、余計なことは言わないでおいた。


「国道走るの怖いんだよな…特に夜間だと人影もわからないし。スピード感覚も狂うし。」


 小笠原は力の入った姿勢のまま、きっちり60キロ出して車を走らせていた。身体に力は入っているくせに、口数が減るということはないようで、運転中も普通に会話が出来ているから不思議だ。


「ふーん。仮免もまだの人間にそういう話を振るな。共感しづらい。」

「今後の参考にしたらいいだろ。早く取りたいから今みたいな半端な時期から通い始めてるんじゃないのか?まだ17のくせに。」

「そのうち18だ。危なっかしい運転の奴に任さなくてもいいように早く取りたいんだよ。」

「こうやって送り迎えしてるうちに、上手くなるかもしれないだろ。私はペーパードライバーなんだよ。免許取得してから、随分乗ってなかったから……。」


 小笠原は視線をまっすぐ前に向けたまま、会話を一時中断した。どうかしたのかと俺は小笠原の横顔を覗き込んだ。夜のせいでよく見えないが、どうやら照れているらしい。頬のあたりが化粧でなくほんのり赤い気がした。


「なんだよ。そんなことの為に早く取りたかったのか?」

「早く取りたかったんだよ。」


 小笠原は子供のように下唇を尖らせて言った。俺が素直に頷くと、ふーんというそっけない返事が返ってきた。それきり小笠原は口をつぐんでしまう。

 小笠原が話さないので、今度は俺から話してみた。


「この車、買ったばっかりだろ?俺が乗れるようになるまで、傷つけたりするなよ。」

「極力がんばる…。」


 小笠原は前を向いたまま小さく呟いた。自信のなさそうな発言から、やはり運転の腕前には自覚があるのだとわかった。

 俺に財力があれば自分で車を調達するのだが、あいにくまだただの高校生だ。バイトしてもたかが知れている。人の車を借りて乗るのは避けましょう、みたいなことも習った気がするけれど、小笠原のものならまあいいかと思えてしまう。


「なんつーか、ただの高校生にとっては車に乗るってのは大人の階段一歩登ったような気分がするんだよな。」


 俺は半分独り言のように呟いた。小笠原は多分聞いてはいるのだろうけれど、返事や相槌を返してはこなかった。エンジン音だけが車の中にこだました。


「ついこの間までは、このままの俺でいいと思ってたけど、今は違う気がする。焦ってるわけじゃないけど、早く大人になりたいのかもしれない。」

「……自分のことなのに、他人事みたいな言い方するんだな。」


 そう言われて初めて気がついた。一瞬照れというか羞恥がこみ上げたけれど、今の俺ははっきりと自分の考えを決められない。確固たる信念みたいなものは、まだない。


「自分って何なのか、俺にはわかんねぇ。今までだって、何かしら分岐点はあったし、それなりの決断もしてきたはずだけど、結局は親とか世間とか周りの意見に左右されてなんとなく決めてきたように思うし。俺自身が、これがいいとかこうしたいとか思って決めたことって、ほとんどねーや。」


 走馬灯のように過去の出来事が頭を巡った。カメラを貰った日のこととか、高校受験とか、一人暮らしを始めるときとか、最近あった諸々の出来事とか。俺はまだまだ誰かに背中を押してもらわなきゃ動き出せていないと、思い出すたび自覚してしまう。俺は周りに甘えているのだろうと思う。そういえば、以前どこかで「甘えている。」と言われたことも思い出した。


「私だって同じようなものだよ。自分の意見を確立させるのも骨が折れるし、それを周りに表現するのも勇気がいる。」

「まだ、経験も知識も少なすぎる。そもそも、田舎に生まれた時点で都会人より情報少ないに決まってるんだ。自分の住んでる町とか、周囲の言葉とかで、自分のやりたいこととか指針を見つけ出せって方が無茶なんだ。」

「僻みか。」

「僻むっての。半端に知恵が付いてくると、世の中不公平で仕方なく思えてくる。やってられっか、って。」


 だんだんと愚痴めいてきた俺の言葉に、小笠原はふとため息を吐いた。あきれているのかと思ったけれど、どうやらそうではないらしく、


「世の中には逃げたいことでも逃げたらいけないこともあるんだ…。現実を受け止めて、がんばるしかないんだよ。」


 やたらと感情のこもったことを言った。何か逃げたいことでもあるのだろうか。俺は首を傾げつつ、思い当たることを言ってみた。


「まぁな。お前の運転が絶妙にどこかしら変ってのは、変えようがない事実だよな。」


 丁度そのとき赤信号で小笠原の車は停止した。直進レーンの先頭に俺たちの乗る車は止まったのだが、そのときも小笠原の車は左の白線の外側にタイヤ一つ分飛び出していた。


「………そうか、そんなに変なのか。」


 小笠原は青に変わった信号を見て、車を再び発進させながら、気落ちした様子でそう返した。


「なんだよ、逃げたいことって、これじゃないのか?」


 返事の感じからして、俺の返答は小笠原の意図する答えではないと思えたので、俺はそう尋ねてみた。けれど小笠原は曖昧に唸った後、


「早く大人になるのもいいけど、子供を楽しむのも手だぞ。」


 と、不可解な台詞を言った。俺は再び首を傾げた。けれど、考えてみてもそれ以上思いつく事柄がない。小笠原もあまり突っ込んで聞いて欲しくなさそうなので、それ以上追求せず、話題を変えて家路につくまで会話をつづけた。



 *



「よ・ぉ・こ・ちゃん♪」


 お見合いの一件から、池田先生は私に対してやたらと砕けた態度を取るようになった。気兼ねなく接してくれるのは別にいいけれど、こうやって何か含んだところのある目でニヤニヤしながら近づかれると私は気分が重かった。


「なんでしょう?」

「あれ、煩わしさ全開?うざったいとか思ってるでしょ。」

「いえ、そんなことは。」


 ありません、と完全に否定できないところが、私もまだまだ純粋だ…。

 出勤したての朝の時間、職員室には私と池田先生の他、先生方はいらっしゃらない。誰かいたら職場でそういう態度はやめてくださいと言いたいところだったけれど、これでは追い払う理由も作れない。


「じゃあ単刀直入に言おう。返済はまだですか?」

「うっ。」


 私が今一番逃げたい事柄を、はっきりと言ってくれるものだ。


「あちらさん、俺の昔なじみだからさ、口利いてもらってよーこちゃんだけ特別に待ってもらってるんだよねぇ。分割なんだから納期は守ってくんないかなー?」

「スミマセン。」


 私が顔を俯かせると、池田先生は意地悪くその顔を覗き込もうとする。応接ブースでコーヒーなんて飲んでる場合じゃなかった。机に座って仕事していれば上手く逃げられたのに。


「一体何に散財してるのかなあ?」


 池田先生はなおもしつこく聞いてくる。眼鏡が反射して表情は読めないけれど、口元は笑みを浮かべていた。

 ああいやだ。これがあのキマリと兄弟かと疑いたくなる。弟はあんなにそつがなくて素直でいい子なのに、兄貴のほうは性質が悪い上しつこいじゃないか。


「わかるよー。俺も昔、背中を気にしながら生きてたタイプの人間だからさ。通帳抱えてないと怖くて眠れない日もあったよ、若干16、7の時分で。」

「はぁ。」

「でもよーこちゃんはまだいいよねー。収入はあるわけだし、独り身なんだし。俺はあの頃学生だった上コブ抱えてたしねー、ってコブは今もだけど。」

「心情推し量りかねます。」

「まぁ、困ってるなら相談してよね?何なら金利の低いとこ紹介するからさ。そっち関係は知り合い多いから顔も利くよ?」

「…………。」


 あなたには金輪際貸しを作りたくありません、と言いたいところだったけれど、あまり上からものを言える立場ではないので、


「生きるか死ぬかの瀬戸際になったら、頼りにさせてください。」


 と、言うことにした。私は極力彼を目を合わせたくはなかったけれど、彼は無理やりにも私の視界に入ってくる。

 すると今の今までふざけた態度が否めなかったのに、一寸真面目な顔つきになって、


「愛はお金じゃ買えないんだよね。それで正解だよ。」


 と、言った。

 もしかしたらこの人は屈折してるけど私を応援してくれているのだろうか…?


「私、あなたのことがよくわかりません…。」

「俺もよくわかんないな。自分って自分が一番わかってるようでわかんないよね。」

「はぁ。」


 つかみどころがない人というのは池田先生のような人のことを言うのだろうか。

 いつか極に会う機会があったら、彼との付き合い方を伝授してもらおう。

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