【バッドエンド3】〜約束〜2
【注意】
ここはバッドエンドルートです。
バッドエンドが苦手な方は読まないで下さい。
あれからどれくらい森を歩いているだろうか?
ルルーカを出て数ヶ月
当てもなくただ前を向いて森を歩いてきた
誰にも見つからないように
何も考えず
ただ前だけを見て
「・・・・・・」
でも、最近
一つの疑問が頭から離れない
「・・・・・・」
俺は
どうしてあの時
ルナをルルーカから連れ出したのだろうか?
「・・・・・・」
俺は
ルナに女の魅力など感じていなかった
それは自分が一番分かっていたはずなのに
「・・・・・・」
俺はルナの真っ直ぐな強さが好きだったんだ
そして、ルナの世界に魅力を感じた
「・・・・・・そっか」
俺はルナの世界に魅力を感じたんだ
ルナ自身ではなく
ルナの世界に
「・・・・・・」
でも、あの時の俺は
ルナの世界はルナが創り出すものだと思い込んでいた
「・・・・・・」
でも、実際は
俺が魅力を感じたルナの世界はルナだけが創り出すものじゃない
ルナを取り巻く人間
そんな人が居て初めてその世界があるのだ
「・・・・・・今更気づいても遅すぎだな」
あの一瞬の勘違い
気の迷いがルナの世界を決め
俺の世界を決めた
「・・・・・・」
この世界を後悔してるとは思わない
思ってはいけない
何故なら
ルナには新しい命が宿っているから
「・・・・・・」
・・・でも
・・・もし今、あの日に戻れるなら
「・・・・・・」
俺はルナに女を求める事はしないだろう
「・・・・・・」
視線の先には岩に囲まれた泉がある
そこにルナが座っている
「・・・・・・」
重たく感じる足をルナへと向けた
「・・・そうなの?」
ルナとの距離が近付くにつれルナの声が聞こえた
「いいね~私も見てみたいな!」
はしゃいだようなルナの声
でも、ルナは真っ直ぐに岩壁を見つめていた
「・・・ルナ?」
「・・・ん?」
声をかけるとルナは穏やかな表情で俺に顔を向けた
「・・・お前、今誰かと喋ってなかったか?」
「・・・ん?」
俺の言葉にルナは表情を変える事無く首をかしげた
「・・・いや・・・別にいい」
そう言ってルナに背を向けた
「・・・食料探してくる」
ルナをその場に残し
再び森へと足を進めた
「・・・・・・」
後悔なんてしてない
悔やんだりもしない
「・・・・・・」
でも、俺は今のルナに何の興味も持てなかった
「・・・・・・」
そして何故か
あの2人の技能者
火の技能者と氷の技能者が俺の中に居る
「・・・・・・」
その理由は分からない
でも、アイツらを思い出すと胸が苦しくなった
「・・・あ~」
後悔なんてしてない
悔やんだりもしない
でも、この世界は
「・・・クソつまんねぇ」
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◾️あの時に戻ってやり直しましょう。
【69話】雷◾️これからの事(★)
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