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【50話】雷◾️パートナー



◾️◾️サンダー視点◾️◾️

挿絵(By みてみん)



【ルナ】

「でも、とりあえず今は私と契約してるから~私達、パートナーだよね?」


【サンダー】

「・・・パートナー?」


【ルナ】

「うん!一緒に助け合って頑張るの!」


恥ずかしげも無く声高々に叫ぶ


【サンダー】

「・・・・・」


・・・人生が変わる位の最高の人間か


【サンダー】

「・・・いいな、それ」


【ルナ】

「・・・なんか、今日は本当に変だね?」


【サンダー】

「・・・機嫌が良いだけだろ」


【ルナ】

「なら~私、サンダーの事を守雷って呼んでいい?」


笑顔で調子に乗った事を言ってくる


【サンダー】

「ダメだ」


完全拒否の即答をしてやる


【ルナ】

「え~!?なんで!?別にいいじゃん!?」


不満そうに文句を言ってくる


【サンダー】

「ダメだ、お前に呼ばせる事は絶対にない」


再び完全拒否をしてやる


【ルナ】

「ん~じゃあ誰なら呼ばせるの?」


【サンダー】

「・・・別に」


適当に答えながらルナから顔を反らして行く


【ルナ】

「もしかして~好きな子にしか、呼ばれたくないとか〜?」


【サンダー】

「・・・・・・」


からかったように覗き込んで来るルナから逃げる様に更に顔を反らした


【ルナ】

「あっ、あれ?もしかして当たっちゃた!?」


【サンダー】

「なんも言ってねぇだろうがっ!!」


【ルナ】

「・・・サンダーって意外とロマンチスト?」


【サンダー】

「っ黙れ!!」


・・・あ~

・・・うぜぇ


【サンダー】

「・・・そんな事より、パートナーなら隠し事は無しだよな?」


話を変えるように気になっていたことに踏み込んでみる


【ルナ】

「っ・・・・なに?急に?」


俺の言葉に少し怯えた様に返してきた


【サンダー】

「・・・お前、実は魔法が使えるんじゃないか?」


顔をルナに向け真剣に聞いた

あの時、折れた右腕を治したのは恐らくルナだと思う


【ルナ】

「えーっ!?ほんとにっ!?嬉しいなっ!どうやって使えばいいのっ!?」


さっきとは一転満面の笑顔ではしゃぎ出した

・・・やっぱ、ありえないか


この反応はコイツが本当に魔法を使っていない証拠だろう

演技している様には見えないし魔力を全く感じないしな


だとしたら・・・逆に考え、魔力の無い奴が使える魔法は


【サンダー】

「っ魔法石か!?」


【ルナ】

「わぁっ!?なになに急に!?」


突然大声で叫んだ俺に驚きの声を上げている

・・・その可能性を忘れてたな


【サンダー】

「お前、魔法石を持ってるんじゃないか?」


【ルナ】

「ん~?魔法石って前に話してたやつだよね?・・・持ってないけど?」


全く嘘を感じさせない表情ではっきり答えてくる


【サンダー】

「・・・屋上から凄いお宝持ってるって叫んでたのは?」


【ルナ】

「もちろん嘘だよ!」


・・・だよな

・・・魔法石なんて高価な物、簡単に手に入るもんじゃないしな


【ルナ】

「ねぇ?サンダーはどうして私が魔法使えると思うの?」


1人悩んでる俺を少し心配した様に見つめてくる

・・・まぁ、黙ってる必要もないか


【サンダー】

「・・・お前の背中に羽が生えてるのを見たんだよ」


が、やはり少し言いづらかったので、目線を反らしながら言った

・・・普通に考えたらありえないしな


【ルナ】

「ん?なんか前にもにたようなこと言われたような・・・?」


不思議そうに自分の背中を確認しようとしてる


【ルナ】

「・・・よく見えないけど・・・生えてるの?」


【サンダー】

「・・・いや、生えてない」


苦笑いのルナにはっきり答えた


【サンダー】

「1度目の羽を見たのは崖から飛び降りるお前を見た時だ、2度目は昨日廃墟の屋上から飛び降りた時・・・昨日はお前意識あっただろ?何か分からないのか?」


少し詳しく説明して反応を見るようにルナに目を向ける


【ルナ】

「ええっと~・・・特に何も無かったと思うけどなぁ・・・?」


本当に分からないと言った様子で首をかしげている

・・・共通するのは飛び降りるという行動だな


【サンダー】

「・・・お前」


【ルナ】

「ん?」


【サンダー】

「もう一度どっかから飛び降りてみないか?」


【ルナ】

「ヤダよっ!!」


怒ったように即答された


・・・まぁ、そうだろうな

・・・また羽が生えるとは限らないしな


【ルナ】

「・・・でも、羽って言ったら、あの~おとぎ話しとか絵本に出てくる天使ってイメージだよね?」


必死に思い出しながら伝えてくる


【サンダー】

「・・・まぁ・・・そうだな」


【ルナ】

「サンダーには私が天使に見えるって事かな?」


ニコッと照れ笑いをしながらアホなことを言ってくる


【サンダー】

「見えるわけない」


真顔で即答してやる


【ルナ】

「そんなはっきり言わなくてもいいじゃん」


その即答が気に食わなかったのか睨まれている


・・・やっぱ、コイツは何も知らないみたいだな

無意識にコイツの中で何かが起きているのだろう


・・・一体何なんだ?

・・・悪い物じゃなければいいけどな


【ルナ】

「でも・・・なんか、サンダーってやっぱりロマンチストだね?」


・・・もう二度と、この話をするのは止めよう


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