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【26話】白◾️不老の魔法



◾️◾️ルナ視点◾️◾️

挿絵(By みてみん)



【ルナ】

「・・・なんだか、ファイヤーさんって凄く良い人みたいですね?」


本当にそう感じたので思ったままを伝えた


【ファイヤー】

「え?俺はすげー良い人だよ~」


ニコッと笑いながら答えてくれた


【サンダー】

「・・・へ~?良い人はいきなり人を襲うのか?」


黙っていたサンダーが不愉快そうな声で行き成り喋り出した

・・・また喧嘩腰で


【ルナ】

「・・・そんな言い方しなくても」


【サンダー】

「・・・馬鹿が・・・お前、死んでたかも知れないんだぞ?」


・・・まぁ、それはそうだけど


【ファイヤー】

「サンダーは本当にツンツンだな~?若いって感じで嫌いじゃないけどね~」


【サンダー】

「お前は随分とジジくさいな?上から目線がイラつくんだよ」


本当にイラついたようにファイヤーさんを睨みつけている


【ルナ】

「ちょ、ちょっとサンダー止めなよ・・・」


慌ててサンダーを止めに入る


【ファイヤー】

「え~?俺そんなに顔、老けて見えるかな?」


が、ファイヤーさんは全く気にした様子も無く私に問いかけてきた


【ルナ】

「えっ、えっと・・・見た目は私達と変わらないと思いますけど・・・?」


と、言っても見た目では絶対本当の年齢は分からないと思う・・・


【サンダー】

「見た目じゃ分かんねぇだろうが、舐めてんのか?」


これでもかっ、と言うほど怒った目でファイヤーさんを睨みつけた

・・・なんだか今日のサンダーは怖い


【ファイヤー】

「ふ~ん、やっぱり田舎は不老の魔法がないなんて嘘なんだな~まぁ、町の人達もみんな見た目は若いしね」


釣られて周りを見渡す

みんな見た目は私達と年齢が変わらないように見える


【サンダー】

「都会から来たってだけで有意義に浸ってんのか?ダセェ・・・」


吐き捨てる様に顔を歪めながら言った


・・・ダメだ

・・・とりあえずサンダーには喋らせない様にしよう


【ルナ】

「でっ、でも、不老って何なんですかね~?」


とりあえずファイヤーさんに話しを振った


【ファイヤー】

「言葉通り老いなくなるって事だろうね~」


サンダーの嫌味など聞こえて無い様に笑顔で答えてくれた


【ルナ】

「ん~?と、言うか老いなくなるってどう言う事なんでしょうか?」


【ファイヤー】

「まぁ、俺も見た事は無いけど、

大昔の生き物はみんな年齢と共に見た目や体力とか色々な物が変化し低下していくものだったらしいよ」


にこやかに説明してくれるが・・・・全然分からない


【ルナ】

「低下・・・ですか?」


【サンダー】

「お前、馬鹿がバレるから喋らない方が良いぞ?」


首を傾げる私にサンダーが馬鹿にしたように言ってくる


【ファイヤー】

「分かりやすく説明するとね、昔は歳をとると力とかが、どんどん弱くなって行ったらしい、その現象を老化、老いるって言葉で表現してたんだよ」


【ルナ】

「・・・なるほど~」


・・・なんとなく分かった気がする


【ファイヤー】

「寿命も100歳行くか行かないか位だったてさ」


【ルナ】

「え!?そうなんですか!?」


その言葉はすぐ理解できてビックリした

・・・なんて少ないんだろう


【ファイヤー】

「今では信じられない事だよね~俺も話を聞いた時は信じられなかったし」


【ルナ】

「でも、なんで老化しなくなったんでしょうか?」


【ファイヤー】

「俺達には想像もできない事だけど、昔の人達は自分が老化していく事を酷く恐れたんだ、だから不老の魔法を創った、そして、その効果範囲を全世界に広げたんだ」


【ルナ】

「全世界ですか!?」


【ファイヤー】

「と、言っても今ではこの不老魔法は人が使ってる訳じゃなくて、地域毎に分けられた魔法石による永続魔法だし、一つが壊れても他の地域をカバーできる位の効果範囲はある、定期的にその地域の王様とかがチェックしてるみたいだから切れる事は無いだろうね~」


【ルナ】

「・・・・・」


・・・どっ、どうしよう

魔法石が何なのか分からないけど

・・・質問し過ぎかも知れない


【サンダー】

「・・・魔法石ってのは錬金術で作り出した魔法効果を閉じ込めた石の事だ、閉じ込める魔法により発動魔法は異なる、お前みたいな魔力を持ってない奴でも、その石でなら魔法を使う事ができるんだ」


私が理解出来てない事に気づいたのかサンダーが教えてくれた


【ルナ】

「なるほど!」


【ファイヤー】

「まぁ、とにかくそのお陰で俺達は不老になってる訳だから昔の人に感謝しないとね~」


そう言ってニッコリ笑顔


・・・やっぱり私には悪い人に見えない

サンダーはファイヤーさんを嫌っているのだろう?


【サンダー】

「・・・で?お前、本年齢いくつだよ?100越えか?」


またサンダーがファイヤーさんに突っ掛かり始めた


【ファイヤー】

「君はいくつ?」


にこやかに私に尋ねてきた


【ルナ】

「えっ、えっと・・・17歳です」


・・・多分だけど


【ファイヤー】

「じゃあ俺は3歳上だな」


って事は20歳って事かな?


【サンダー】

「どうだかなぁ?」


鼻で笑うように吐き捨てた


【ファイヤー】

「サンダーこそいくつなんだ?どうも精神年齢は思春期真っ最中みたいだけど?」


【サンダー】

「あ?テメェ俺がコイツより下だと思ってんのか?」


ファイヤーさんの問いに私を指差しながら言い放つ

・・・なんか失礼だ


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