【バッドエンド4】〜ケジメ〜8
【注意】
ここはバッドエンドルートです。
バッドエンドが苦手な方は読まないで下さい。
「・・・どちらに向かわれているのですか?」
真っ直ぐ森の中へと進んで行く鷹様の背中に声をかけた
「分かってるだろ?久しぶりに行きたくなったんだよ」
少し笑いながら答えてくださった鷹様の先には
見覚えのある場所が見えた
そこは日の光を集めたような場所
あの日の場所
「ルナ?なにしてるの?」
鷹様の声で目を向けると岩場の近くにルナとサンダーの姿が見えた
2人は私達に気づき
鷹様はルナの元へと向かって行き
サンダーは私の元へと向かって来る
「勝手に出歩くなって行ったでしょ?」
近付いてきたサンダーに叱るように言葉を向けた
「ちゃんと許可は取った、ルナがどうしてもここに来たいって聞かないんだよ」
「・・・後でおしおきするから」
「・・・簡便してくれ」
私の言葉にサンダーは引きつった笑顔で返してきた
「・・・あれなに?」
ルナの近くに木箱が置かれている事に気がついた
50センチ程の四角い箱が透明なビニールに包まれている
「さっきここで見つけたんだよ、岩陰に隠すみたいに置いてあった」
「・・・中は確認したの?」
「いや、まだだ」
「馬鹿!変なの入ってたらどうすんのよ!!」
「うわ~!」
私の怒鳴り声を止める様にルナが声を上げた
ルナに目を向けると
大きく真っ白いクマのヌイグルミを木箱から取り出していた
「もこもこだ~!!」
はしゃいだように真っ白なクマを抱きしめている
「・・・あれって・・・もしかして・・・竜輝が」
「貸して」
サンダーが言葉を発し終える前に鷹様がルナからクマを取り上げた
「え?どうするの?」
「誰のかも分からないし、危ないでしょ?」
そう言って鷹様はクマを空高く投げた
「変なの仕込まれてる可能性もあるしね」
そしてクマへと手を向けた
「問題が起きる前に処分しないと」
クマに向けた鷹様の手が光に包まれる
「やめてーーーっ!!!」
鷹様の攻撃を止める様に叫ぶ女の声が響いた
叫んだのは
私だった
「っ!!」
地面へと落ちて行くクマを抱きとめた
そのクマの首にかけられたプレートには
ただ一言
『 ごめんね 』
「・・・っ違う」
このクマを置いたのが誰なのか
「・・・っ違うでしょ?」
そんなの考えなくても分かった
「・・・っ謝らなくちゃいけないのは」
・・・私だ
「・・・氷歌さん?」
「・・・どうして泣いてるの?」
・・・ゴメンナサイ
◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️◾️
◾️あの時に戻ってやり直しましょう。
【89話】雷◾️誘惑(★)
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