【バッドエンド4】〜ケジメ〜5
【注意】
ここはバッドエンドルートです。
バッドエンドが苦手な方は読まないで下さい。
当てもなくルルーカを歩き続け辺りは夕日に染まっていた
「ルルーカってほんと広いよね~一日歩いても全部見回りできないし」
「お前が勝手に店に入って時間を使うからだろうが」
「だって色んなお店があって楽しいじゃん」
まぁ、実際は目的があるわけじゃないからいいけどな
「あ!サンダー!最後にあのお店見に行こうよ!」
少し先にある店を指差しながら声を上げた
「はぁ・・・勝手に行って来い」
もう付き合っていられないので適当にあしらってやる
「ちゃんと待っててね~」
はしゃいだような声を上げながら俺を置いて店へと向かって行った
「・・・・・・・・」
ルナが居なくなると急に静かさを感じた
街の雑音は消えていないはずなのに
何故か物音が聞こえないような感覚に覆われ
不安が襲ってくるのが分かった
そして
「・・・・・・氷歌」
何故か氷歌を求める自分が居た
「なにしてるの?」
声をかけられ振り向くと氷歌が居た
「・・・別に何もしてねぇよ」
そんな氷歌の姿に少し心が落ち着いた気がした
「あの子はどうしたの?」
「向こうの店に行ってる」
「ふ~ん、ちゃんとルルーカにいたのね、逃げるかと思ったわ」
「・・・んな事するか」
「・・・・・・・」
あしらうように返した俺の顔を覗き込むように顔を近づけてくる
「・・・なんだよ?」
「視線を合わせようと思って」
無意識に視線を反らしていたようだ
「・・・・・・」
優しく微笑む氷歌を見ていると
無性にその肌に触れたくなった
「お~い!なにしてるの~?」
氷歌へと手を伸ばしかけた時、背後から声がした
振り向くと森の方から手を振り、こちらに歩いて来るファイヤーがいた
「・・・・・・」
反射的に氷歌との距離を少し空けた
「2人で何してるの~?」
いつもの明るい調子で近付いてきた
「・・・別に・・・なにもしてねぇよ」
そんなファイヤーに目を合わせる事が出来なかった
「氷歌ちゃんは何かしてたの?」
「・・・・・・・」
「もしかして時間ある?」
「・・・・・・・」
「良かったら一緒に晩御飯食べない?」
「・・・・・・・サンダー」
ファイヤーの言葉には一切反応せず俺に言葉を向けて来た
「・・・ルナを連れてホテルに戻りなさい、私も後から行くから」
「・・・・・・分かった」
氷歌の言葉に静かに返し
ファイヤーに目を向ける事なく逃げるようにその場を後にした




