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支度

「準備しないといけないな。いつもの服装じゃダメだな…。制服着ていくか」


 俺は脱ぎ捨てていた制服を着直しようとした。そこであることに気付く。


「下校時汗かいてるからこのままじゃダメじゃん。よかった。」


 俺は急いで風呂場に向かい汗をおとした。汗を落とすというより汗のにおいを落としたといったほうが正しいだろう。風呂から上がり濡れた髪を乾かす。いつもサラサラの髪が余計にサラサラだったのは気のせいだろう。


「こんなにサラサラだったっけ?気のせいか?」


 そういうことをつぶやきながら俺は乾かして熱くなった髪を冷風で冷やした。冷風で冷やす意味があるのかという話だがこれは昔、髪を乾かしてすぐに触ったら手を火傷したことから必ず冷風で冷やすことにしている。まあ、冬場は寒いけれど。


 少し時間が余ったのでテレビを見て時間をつぶす。テレビといってもニュースなのだが。世の中の動きに目を向けないといけない。今日もいつもの話題を報道していた。


「ほかの話題ないのかよ…」


 そう言いながらもニュースを見ていた暫くして父さんが呼びに来たので、俺はテレビを消し母さんの車に乗り込む。その後俺は様々なトラブルに巻き込まれることをまだ知らなかった。

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