始まりの刻【はじまりのとき】
作者にとっては3つ目の作品になります。
1作品目「ゲーム機片手に天下統一!Player3 〜諌死なんてしてやらん、天寿を全うしてやる!!〜」
2作品目ゲーム機片手に天下統一! Player3 IF 戦国の錬金術師
と、作者の中ではなっておりますので、きっと亀並みの早さだとは思いますが、ご贔屓の程を。
天文12年(1543年)
俺の名は鶴王丸。天文元年(1532年)生まれの12歳だ。
室町幕府十二代将軍、足利義晴の息子だ。庶子だけどなw (´∀`*)
名は母上が着けてくれた。
俺には今現在、弟が居るらしいんだが、会うことすら出来無い……
何故かって?父親である将軍が御子だって認めないからさ。まあ、母上の身分が低いのもあるのだろうけど……一応、将軍家の血を引いているんだから、元服?ぐらいはさせて欲しいよな。 (´Д`)ハァ…
恥ずかしい事ながら、女というのはもう知っている……もちろん夜の意味でだぞ。 (//ω//)
「あなたのお父上のように、無作法で乱暴な事をしては……」とまあ、長々と説教と言う名の説得をされて、母上に喰われた。 ( ゜д゜)!?
何せ、俺を十四の時に産んだとは思えん艶美な身体だからな…… (//ω//)
それからも「将来、女子との寝屋で恥を欠かぬように……」と言って何度か……
すまん、話が逸れたな。
俺の持つ力『ネット〇〇〇』の力についてだが、11歳の年を迎えた時にこの不可思議な力『ネット〇〇〇』を使えるようになった。たしか父上が今の職【征夷大将軍】についたのが11歳の頃だったか?『〇〇〇』に入れれるのは何故か平仮名も片仮名も駄目だった。『〇〇〇』に入るのは漢字の三文字対応!?当てはまる三文字を探すのは大変だったよ。 (´・ω・`)
百種類の貨幣を扱える店という意味で入れてみた『百貨店』
幾つ物食材を扱う店という意味で入れてみた『食材店』
数多の道具を扱う店という意味で入れてみた『工具店』
ん?何故『道具店』じゃなくて『工具店』で通ってるのかって?
それは『道具店』で入れたら『弾かれた?』からさ。
物を片付ける場所に関しては、『宝物殿』ではなく『宝物庫』で通った。
それと『屋』では通らず『店』で通った。何か法則でもあるのか?
えっ、物を買うにはお金がいるだろうって?授かったこの力の『素晴らしい所?』は『ツケ払い』が出来る所だ!!あぁ~、もちろん自分の将来にじゃないぞw『室町幕府』と『管領細川家』の二つに指定してあるw
一応、幕府は十五代まで続くのは買った書物で知ったし、管領細川家もその血筋が先の世まで続くのも分かったし。ま、でかい買い物は極力しない様にはしているがな。でかい買い物は戦が起こる時だけだ。もちろん、大量の金が動くからさ。 (´∀`*)
現在、父に知られぬように住んでいる場所だが、『京の都』に『摂津』が見える稲荷山に通ずる場所にある、『知恩院』と『祇園社』【現在の八坂神社】のそばの小さな家屋で母と過ごしている。【現在の円山公園辺りとお思いください。】北側の粟田口から南に降れば『山科』に通じる道がある、まあ、裏手の山を越えても行けるのだがな。
あ、粟田口に刀鍛冶の工房が合ったんで見てみたんだが、廃れていた……応仁の乱の影響か?
刃こぼれの無い短刀が合ったので、その鍛冶場にあった砥石等を持ってきて研ぎ、護身用に身につけてるけどなw
それに、とんでもない諸事情があって動くに動けないと言うのもある。母上の腹が大きくなってきていてな……知恩院の坊様や祇園社の神官様に聞いたら、『『おめでたですなw身籠ってますねw』』との言葉を頂いた……つまり、母上のお腹に子がいるという事か?まさか、この父親って俺じゃないだろうな。 Σσ(゜д゜;)
てことは、俺の弟か妹が……いやまて!?父親が俺だとすると息子か娘か……?いやでも母上が産む子だから弟か妹……あれ?なんかややこしいな。
うーん、宇治辺りなら戦火に巻き込まれることは少ないとは思うが……子が生まれてからの移動になるだろうな。
あれ?移動と言う事は、徒歩での移動だよな?『リアカー』その物じゃ周りの目が合って危ないから、それに近い物作って道中移動しないと行けないのか!?と言うと、宇治までの道中で母上と子を守れるのは、俺だけ……室町幕府と管領細川家のツケ払いで買った『宝物庫』に入れてある幾つかの鎧を着て、鎧の『熟練度』とやらを上げなくてはな。【リアカーでもリヤカーでも表記は大丈夫らしい(ウィキペディアより)】
鎧の熟練度を上げて使えるようになるのが、『威風堂々』『電光石火』『真紅針』『無限破砕』『〇〇〇〇』『〇〇〇〇』か……
伏せられてる物もあるが、とりあえず『威風堂々』『電光石火』は使えるようにしてみたいな。ただ何故か、徒手空拳でしか使えない形なのだ?
鎧を買った際の説明書きに、何でもその鎧を着ると『〇闘士』と言う風に呼ばれるらしいが、そんなことよりも母上達を守る事から始めないとな。産まれて来る子の為にも準備は万端に整えて置かないと……
兎に角、母上達と共に生き残る事を優先に動かないとな。
え?次話・・・あるのかって?
ある予定ですけど・・・
それこそ次は何時になるかわかりませんw
まえがきにも書いたでしょ? 「 きっと亀並みの早さ 」ってw