表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
自称最弱の異世界悠々冒険記  作者: かまぼっこ
7/11

7.第一変身

本人?本スライムは夢だと思っていますが、残念ながら現実です…。

ゴミ掃除を終え、一息つくと緑色で半透明だった体がかなり濁っていた。

ゴミが吸収されるまでは濁ってるのかね。


多少食べ過ぎた感はある。そして、その濁りのせいで新たな悩みが発生した。


外が見えない。

敵が近づいてきても見えないからわからない…

俺のバカアー!


とにかく急いで半透明に戻すか何かしないと、死ぬ!

慌てて体の中に浮かんでいるゴミを分別する。


骨や鉱石の結晶は、核を守るように配分。目の邪魔にならないようにマブタの様に並べよう。

錆びた武器の素材は体を傷つけないように砂鉄や粒子状にして、体表面へ合体。

その他の肉や水分は自分の体の一部にしてっと。

要らないものや、余った素材は皮膚からギュッと排泄。


体を作りかえ、この理不尽な夢の中で生きているように。

ドラゴンとか、ドラゴンとか、ドラゴンが出てきても殺されない様に。

体を強く再構築していった。


再構築すること5日間、ようやく異形のスライムは動き出す。

桶にはいるほどの大きさだったスライムは直径3mほどの半球体に。

体は薄い半透明の緑色から、鎧みたいなものに覆われた濃い緑色に。

核は一つ目の形をして、スライムの体内から外を見る。


この世界に存在しえないスライム種の誕生であった。


スライム種 : 新種 :

命名: 鎧めだま

ドラゴンは怖い。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ