6.ゴミ山はあはあ////
俺自身なにができるかわからない。
ただ、粘菌が分解者ならば、きっとこのゴミ山は食べられるはずっ!
食べたら大きくなるはずっ。
そうしたら、生き残る可能性増えるはずっ!
…悲しいかな。ラノベの主人公達のように、この夢の世界のことなに一つわからない。
わからないけど、もしこっちで死んだら現実でも死ぬなら…?
俺はまだ死にたくないっ!
ならば。
とにかく知ってる知識を総動員して
生き残る可能性増える選択肢を掴み取っていくんだ!
…と、格好つけたところで。
もしゃもしゃ…もしゃもしゃ…もしゃもしゃ…もしゃもしゃ…
腐ったお肉は熟成肉の味…
錆びた武器はサクサクポテチ…
硬い骨や鉱石はチョコレートみたい!
なにこれw 超美味しいんだけど!
時々、ゴミ山に住んでいる生き物ももしゃもしゃ…
シャキッと新鮮お野菜テイスト!
うまうま、うまうま、うまうま…
ゴミ山っていうより飯山じゃん!はあはあ////
…分解者。
そう。俺は忘れていた。
三日三晩飲んで食べて、不眠不休で没頭した結果…
ゴミ山は綺麗サッパリなくなった。
俺の血肉となって…。
ゴミ掃除をした結果、そこそこ強くなります…。
掃除は修行なのです…。