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自称最弱の異世界悠々冒険記  作者: かまぼっこ
3/11

3.体よ動けー!

ガタゴトガタゴト…


揺られる音で目を覚ます。

ん?

バケツ?桶?みたいなのに入っているらしい。

とりあえずここはどこだろう…

きっと、夢の中なのは間違いない。


現実に怪力少女や巨人がいてたまるか!

んー。となると、俺は今、夢の中にいる。

これ、殺されたら終わるヤツ?それとも、彼女できていいところで終わるヤツ?w

あー、あの少女、そう言えばめっちゃ可愛いかったなー!////


桶の中でえへえへ妄想しながらにやけていると

ポーンといきなり投げ飛ばされた。


「へ?」


あ。久しぶりに俺の声聞いたわw って、そうじゃなくて!


巨人と目が合った。と思ったら急速に落ちて行く。

うわあああああ!

ジェットコースター無理なのに…!

イヤアアアア…

(二度目の気絶)



巨人執事

『あれ?今、あのスライム、鳴いたような?

鳴くスライムって珍しいんじゃ…?

まあ、もうゴミ捨て場に捨てちゃったし、ね。いいや。』


………ヒュウウウ…ベチャ。

桶は木っ端微塵に吹き飛んだ。

体も吹き飛んだ。

不思議と痛くない。

あー、これで変な夢から醒めるはず!


さあて…

…いつまでたっても目が覚めないよ泣

どうしよう…。お腹すいた…


そうだ、自分の姿、確認しよう!

何かヒントあるかも!

目は見えてるから、なんかの生き物ではあるはず。


下を向いてー…ってなんかグルングルン回る!?

なにこれ?!?気持ち悪い、止めてー!誰かー!


…オエっ

ようやくマスターした。目の動かし方。体もようやく動かすコツを掴んだ…長かった…

で。気になる俺の正体は。粘菌。…口どこやねん…。勘弁してよ…。



体、動かせるようになりました。ついに。

ええ、ついに、物理的に主人公が異世界の第一歩を踏み出します。予定…

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