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アルティア戦乱記 -魔女と懐刀-  作者: 刀矢武士
序章 脱出
6/29

キャラクター紹介(メイン)

序盤のメインである四人のキャラクターを簡単にご紹介いたします。

次話投稿までもう少々お待ちください。

 ラピュセル・ドレーク


  主人公。

  アルティア王国王女。

  18歳。

  シルクのように柔らかな長い金髪ブロンドが特徴。


  民を愛し、民と積極的に関わりを持つ。そのため王族ながら平民の暮らしぶりもよく承知しており、内政を執り行う父王や宰相によく進言していた。一方で外交や軍事は経験が足りず、知識も不足している。


  武器はサーベル。剣の才能と腕前自体はなかなかのもの。師であるバゼランの指導もあり、実戦でも充分通用する。ただし、敵を「斬った」経験はあるが、「斬り殺した」経験は無い。


  立場上威厳ある態度を取ることもあるが、本来は年齢相応に朗らかで、人当たりも良い。王女という身分を鼻にかけることもなく、臣下や民にも分け隔てなく接する優しい少女。



 天馬武蔵てんま むさし


  もう一人の主人公。

  旅の侍。

  20歳。

  黒眼黒髪、紺袴姿の武士。


  故郷で親を斬殺され、その仇を追い、討ち取るべく旅をする。その途上に立ち寄ったアルティア王国でガレイル帝国の「平民狩り」を目撃。親を殺された経験から、理不尽に奪われる命を看過できず、せめてもの手向けと「狩り」を行うガレイル兵を追い、これを斬る。この時、襲われていたラピュセルとの出逢いを果たす。


  武器は刀。打刀と脇差しの大小二本差し。若いながらその腕は達人の域に達し、並の相手では一合と斬り結ぶことも出来ずに斬られる。

  その敏捷性と居合による抜刀速度は、全力を出せば残像すら残る。 また、学者であり兵法家だった親から古今の兵法や戦術、その他の様々な知識を教えこまれている。


  目付きの悪さは生まれつきだが、少年時代は素直で快活な性格だった。親を殺され、仇を追う孤独な旅を続けていくうちに、現在の寡黙な性格となる。だが生来の人の良さは変わらず、何だかんだで律儀に人と接するため、ラピュセルやマーチルからも信頼される。特にルーミンからは兄のように慕われている(変なあだ名をつけられているが)。



 マーチル・ヴァイン


  ラピュセルの側付兼護衛の騎士。

  18歳。


  空色の髪をポニーテールに結わえた才女。世界でも数少ない魔導士。その才能と力量は凄まじく、条件が揃えば単独で一個中隊(およそ二百人規模)を相手取ることも可能。反面剣は並の腕前で、一対一ならば対応出来るが、多数が相手では太刀打ち出来ない。


  生真面目な性格で、課せられた職務に忠実。だが忠実な理由はそれだけではなく、何より護るべき対象が忠誠を誓うラピュセルだからである。


  ルーミンの実の姉。年の割りに幼さが抜けない彼女に振り回されることも多々あり、何かやらかす度に叱っているが、それはひとえにルーミンを愛するが故である。



 ルーミン・ヴァイン


  ラピュセルの側付兼護衛の騎士。

  16歳。


  姉のマーチルとは対照的な赤髪ツインテール。弓の名手であり、空を飛ぶ鳥すら射ぬくことも出来る。複数の矢を同時に射てその全てを命中させることが出来るのは、アルティア王国ではルーミンのみ。だが弓兵の宿命として、白兵戦に持ち込まれたら雑兵相手でも危うい。


  天真爛漫にして天衣無縫。高貴な人間に対しても物怖じせず、思ったことをすぐ口にしてはマーチルをヒヤヒヤさせる。

  相対する人物が善人か悪人かを無意識に感じとることができ、悪人が側にいると口数が極端に減る。


  基本的にお姉ちゃん大好きっ子だが、身近に新しい年上が増えるとしばらくの間そちらに懐くことがあり、過去にはラピュセルの周りをちょこまかとしたことがある。マーチルが萎縮恐縮してしまったことは言うまでもない。

  現在は武蔵に懐いているが、それが結果的に彼と味方との仲を取り持つ役割を果たしている。

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