夏祭り
「一体どっちが本当の世界・・なんだ!?」
亜子「何言ってるのよ?」
「い・・いやだって・・・」
亜子「何?」
「っあ・・・また・・・頭が」
-----------------------------------------------------------
しばらくして
「うわあああ!!」ガバッ
「あ・・あれ?ベッド・・?夢だったのか?それにしても変な夢だな」
母「蓮斗ー!早く起きなさい!亜子ちゃん迎えにきてるわよ!」
「あ・・・亜子が?」
(よかった・・・)
母「蓮斗ー!!!」
「今行くよー!」
亜子「もー!蓮斗遅いよ!あと30分だよ!」
「わりぃわりぃ!変な夢見ちまってさぁ」
亜子「変な夢?どんな?」
「まず俺が亜子に告って(ry」
亜子「ねぇ最初に蓮斗が私に告ってって・・・」
「あっいや!夢だから!別にお前好きじゃないし!」
亜子「ふぅ~ん」
--------------------------------------------------------------
キーンコーンカーンコーン
亜子・俺「セーーーフ!」
先生「ばか!アウトだ蓮斗!」
「なんで俺だけぇぇぇ!?」
先生「亜子は座ってていいぞ」
亜子「は~い笑」
「ったく・・・女に甘いんだから・・・」
亜子「残念でした~蓮斗くぅ~ん笑」
「うっせ!」
--------------------------------------------------------------
数時間後
?「やほー!蓮斗今日怒られてたねww」
「うるせえよ桜華」
コイツは如月 桜華
中学2年でコイツに告られたけど断った。
俺は亜子が好きだしな~。ちょっと腹黒だし・・・。
最近亜子と仲悪いらしいけどな。
亜子「・・・・桜華、用が済んだなら自分の机に戻れば・・・?」
桜華「なんでよ、だったら亜子だって自分の机に戻れば!?」
亜子「私は蓮斗の隣だからいーの!」
桜華「なによぉ!ずっるーい!」
「あのさぁ思ったんだけど」
桜華「何?」
「俺と亜子が付き合ってるって噂流したのお前?」
桜華「ち・・・違うよ!」
「ふーん」
亜子「なにそれ!初めて聞いたんだけど!」
「俺も聞いたときびっくりしたよ」
桜華「そんな噂流すとかさいってーだよね!」
亜子「・・そうね」
「だな」
-----------------------------------------------------------
翌日
「今日は終業式か」
「今日こそ亜子を夏祭りに誘うぞ!」
亜子「蓮斗ー!早くぅー!」
「今行くー!」
亜子「今日は早いね~」
「終業式だしなw」
亜子「・・・・ねぇ蓮斗、私と夏祭りいかない?」
「まじで!?///先に言われたー!」
亜子「蓮斗も誘おうとしたの!?」
「あー・・・うん///」
亜子「まじー!超嬉しい!」
桜華「ちょっとまって!」
亜子「うげっでた・・・」
「・・・・なんだよいいトコなのに」
桜華「2人で行かせるワケないでしょ!私も行く!」
?「俺も参加しようっかなぁー!」
「お・・・?零史じゃねえか!」
コイツは嶺山 零史
桜華が好きなんだってよ。
夏祭りで桜華と零史で行けばいいのに・・・
2人共腹黒だから気が合うだろ・・・
零史「俺ー桜華ちゃんと行動すっから!」
桜華「ええ!私は蓮斗がいいー!」
亜子「蓮斗は私と行くの!」
(やべぇー亜子が俺のこと取り合いしてくれてる///なんか嬉しいかも?)
零史「じゃー亜子ちゃんと・・・」
「ダメーー!!」
零史「!?」
「あ・・・いやwなんでもない」
「と・・とにかく桜華といけよ!」
零史「お!蓮斗やっさしー!」
桜華「むぅー!」
亜子「やった!」
「・・??やった?」
亜子「な・・なんでもないいいい!!」
「あっそw」