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4,黒翼、飛翔

 コタロウ・ワシズ。


 鬼狩り機士団(ハウンドナイツ)に所属する、21歳の青年。

 中肉長身。顔立ちはイケメン寄り。

 性格は軽薄な面が目立つものの、ちゃんと場を弁える観察眼を持つ。

 趣味は射的と、愛鳥であるピーノちゃんの世話。


 アギラヴァーラとの『相性』が良く、その主要メインパイロットを勤めている。


緊急戦闘態勢スクランブルって、おいおい……!」


 アギラヴァーラのコックピット内で、コタロウは少し焦り気味につぶやく。

 目の前のディスプレイをタッチし、アギラヴァーラのメインシステムを起動。


「覚醒予測が47分11秒も縮まるなんて聞いてないよ、クラコちゃん!」

『すみません、でも私だって聞いてないです』


 アギラヴァーラが行動可能になるのと、鬼が繭を破り『触手』を放ったのはほぼ同時だった。


「どわっ!?」


 繭を破り射出された茶色い触手。

 紙一重の所で、アギラヴァーラはその突進を躱し、大空へ。

 その巨体が飛翔した余波で、ただでさえ少なくなっていた木々の葉が散っていく。


「いきなり危ないじゃないか……!」


 アギラヴァーラのカメラが捕らえた光景。

 鋼の繭を内から破り、触手の主が現れる瞬間。


 それは、4足歩行の機械生物。全身を包む装甲は緑がかっている。

 全体的なフォルムはカエルの様に見えるが、四肢が極端に長く、バッタの足の様に畳み込まれているのが見て取れる。

 触手は、その機械的な口の中から飛び出していた。

 背中には鬼の特徴である角の様な装飾が並ぶ。


「カエルかバッタか、はっきりしない奴だねぇ……」

『私はカエル要素の方が濃い様に思えます』

「じゃ、カエル野郎って事で」


 色々予定は狂ったが、とにかくお仕事開始だ。

 コタロウは操縦桿を操作し、アギラヴァーラに武装を展開させる。


 それと同時に、カエル型の鬼も動いた。

 口の中から、今度は無数の触手を、空中のアギラヴァーラへ向けて放ったのだ。


「数で勝負ってかい」


 脚部からビーム弾式のピストルを2丁取り出し、アギラヴァーラの手に握らせる。


「アギラの機動力、舐めないで欲しいねぇ!」


 空戦特化。

 その売りが偽りで無い所を見せるとしよう。


 空中での高速移動、唐突な方向転換、緊急加速。

 アギラヴァーラはどんなアクロバティックな操縦にも従順に反応してくれる。

 空中戦に置けるその機動性能は、機士の中でも随一。


 その圧倒的機動力を駆使して次々に襲い来る触手を回避する。

 それだけでは済まさない。その触手との擦れ違い様、ビームの弾丸を撃ち込む。


 触手から、血液にも似た赤黒い液体が散る。

 鬼からすれば実際に血液みたいな物なのだろうが、その匂いはゴム製品臭く、質感はネバネバと粘液状だ。


 隙を見て、特大の1発を脳天にお見舞いしてやろう。

 コタロウはチャンスを伺い、触手を避けては撃ち、避けては撃ちを繰り返していた。


 その時、


「ん? エネルギー反応……?」


 アギラヴァーラの計器がそれを検知したと同時。

 少し離れた地点で、黒い光の柱が天まで伸びた。


「いぃ!?」


 今度は何だ!? と騒ぎたい所だが、そんな暇は無い。

 触手の数が、一気に増えた。


『な、なんですか今の?』

「俺が知るわけ無いよね……にしても、しんどいねぇ……アギラ!」


 アギラヴァーラの翼が大きく開き、その先端から、無数のビーム弾が射出される。

 いくつもの触手がビーム弾の雨に撃ち抜かれるも、止まらない。


「っていうかアレ本当にC級……? 何か攻め手が半端じゃ無いんだけどぉっ!」


 こっちが攻勢に出る隙が見当たらない程、触手によるラッシュは凄まじい。

 次々数が増えるだけでなく、撃ち抜いた触手も再生している。


 一撃もらえば、後は芋蔓式。大破するまで嬲られる事になるだろう。


「このっ……」


 仕方無い、できれば余り撃ちたくは無いが……


「『ヴァーラ・ヒガントゥス』を使う!」

『総司令を代理して承認します』


 触手ごと灰にしてやる。

 最大火力の一撃を放つべく、アギラヴァーラが準備に入ろうとしたその時だった。


「!」


 アギラヴァーラの計器が、高速接近する物体を捉えた。

 それは、先程の黒い光の中から現れたモノ。


「な、鬼!?」


 漆黒の装甲に身を包んだ、アギラヴァーラと同じサイズの機械巨人。

 黒く長いマントをはためかせ、こちらへ向かって来ている。

 背中からはやたら生物地味た一対の黒翼が生えている。羽毛では無く飛膜が張っている。鳥類では無く、蝙蝠系の翼だ。

 頭部にはこれまた蝙蝠の耳の様な装飾と、鬼の証である1本の角。


 2匹目の鬼がいる、とは聞いていた。

 だがそれは、小型のF級という話では無かったのか。


「ちょっと……2匹相手はキツイよクラコちゃん!」

『待ってください、様子が変です』


 クラコの言う通りだった。

 その漆黒の鬼はくるりと方向を変え、触手を回避し続けるアギラヴァーラではなく、カエル型の鬼の方へ向かっていったのだ。


「鬼が……味方してくれるってのか!?」







「何だ……!?」


 向こうの方で、何か大きな音がした。

 クラコ達のいる方だ。


「うい?」


 コートに包まり、頭だけ出した状態の蝙蝠耳の少女。

 彼女も今の音に反応した様だ。


「何かあったのか……?」


 とにかく戻るべきだろう。


 悩むのはこの子を連れて行くべきか否か。

 いやまぁ、多分連れてった方が良いだろう。


「おい、ちょっと抱っこするぞ」

「う?」


 俺はコートごと少女を抱えようとした、が。


「お、うっ重っ!?」


 何だこの子。

 超絶クソ重いぞ。

 腹の中に鉛でも詰まってんのかと思うくらい重い。

 全然持ち上がらない。


「う」


 俺がどうしたいのか理解してくれたのか、少女はコートに包まったままゆっくりと立ち上がってくれた。

 そしてそのまま、宙に浮かび上がる。


「はぁ!?」

「?」


 何を驚いてるの? と言いたげに首を傾げる少女。

 何か背中の方でコートがやたらバサついてる。


 ……そういえばこの子、羽が生えてたな。


 あんな羽でどうやってその質量を浮かせてるんだ、とも思うが、突っ込むだけ野暮だろう。

 まずこの子が答えられるとも思えない。


「とにかく、付いて来てくれるか?」

「うい」


 ニュアンスは伝わったらしく、少女は歩き出した俺の後に付いて来てくれた。


 さて、向こうで何が起きているのやら……と空を見上げた時、丁度、何が起きてるか大体察しの付く光景が目に入った。


「あれって……」


 遠く、木々を揺らし、空高くへと舞い上がった巨大な影。

 鷲の様な配色の翼を持つ超鋼機士スティル・ナイト、アギラヴァーラだ。


 空高く飛翔したアギラヴァーラを追う様に、地上から茶色い触手の様な物が無数に放たれる。

 アギラヴァーラは空中で鋭く俊敏な動きを見せ、それを回避。

 回避するだけでは無い。脚部に収納していたらしい小型のピストルを抜き、触手を擦れ違い様に撃ち抜いていた。


「もしかして、鬼との戦闘が始まってんのか!?」


 覚醒は1時間後と聞いてから、まだ10分くらいしか経っていないぞ。


「う?」


 何あれ? と言いたげな空飛ぶ少女。


「あー、あれは……」


 正直俺も説明できる程は知らない。

 とりあえずざっくりと説明しておこう。


「飛んでるのが味方で、多分下の方にいるのが敵だ」

「う?」


 ……ダメだ。

 付いて来て、とか簡単なニュアンスならこっちの表情や動作で汲み取ってくれるが、流石に言葉が通じないと伝わらない事もある。


「うい!」

「?」


 何か、良い事思いついた! と言う感じの声を上げた少女。


 次の瞬間、


「……え?」


 何か今、少女の体から、カチン、と何かスイッチが入る様な音がした。


 その直後。


 黒い何かが、俺に襲いかかった。


「!?」


 防御姿勢も取れぬまま、俺はその黒い何かに飲み込まれる。


 何だこれは。

 とても、冷たい。

 黒い、風、か?


 視界を黒く染めていた風は、すぐに止んだ。


「っ……一体、何、が……って……は?」


 おかしいな。


 俺の目の前にいたのは、全長50センチ程の、縮尺がおかしくて羽生えてて蝙蝠みたいな獣耳してる女の子だったはずだ。


 なのに、何でだろう。


 何か、視界に収まらないくらい巨大な鉄の塊が、目の前にいる気がする。

 俺の見立てが間違いで無いのなら、これは、人型の機械兵器だ。


 アギラヴァーラ並の巨体を誇る、漆黒のボディ。

 その首の辺りから足元まで、漆黒のマントで覆われている。

 頭部には蝙蝠の名残を残す耳の様な装飾と、雄々しい1本角。


「は、は、はは、ははははは……?」


 2つの赤いアイカメラが、静かに俺を見下ろしている。


 もしかして、コレ、アレか?

 今まで少女だったアレが、変身してコレ、ってか?


『う!』


 スピーカーを通した様な少女の声が、俺に降りかかる。

 そして、漆黒のマントから、ヌッと腕が現れる。

 大爪を纏った、黒い腕。

 その腕が、俺をわし掴みにする。


「うげふっ!?」


 逃げる暇も足掻く暇も無かった。

 殺されるのか、と疑う暇も無かった。


 掴まれてすぐに、俺は放り込まれたのだ。


 マントの下、この機体の、コックピットに。


「どぅえっ!?」


 顔面からシートにツッコミ、俺は思わず間抜けな悲鳴をあげてしまう。

 鼻っ柱を抑えてる間に、コックピットのハッチが閉まり、閉じ込められてしまった。


「一体、何を……」


 コックピット、の様だが、シートとディスプレイと雑多な計器しかない。

 操縦桿やボタンが無いのだ。


 何やらシートの肘置きの先端が、手を差し込めそうな感じの筒状になっているが……


「……ここに手を差し込んで、操縦すんのか……?」


 っていうか操縦とかできるのか、コレ。


『う! ういう!』


 急かす様な声がコックピット内に響く。


「…………」


 色々訳がわからん、が、俺は今、こいつの体内に監禁されている状態だ。

 逆らわない方が無難かも知れない。


 少しビクビクしながら、筒状の部分に両手を差し込んでみる。


「!」


 一瞬にして、全身を何かが駆け巡る。

 まるで血管に糸を通された様な、そんな奇妙な感触だった。


『言葉、これで通じる!』

「え……?」


 さっきまで基本「う」だった声が、今、まともな言葉を発した気がする。


『どうしたの?』


 いや、気のせいじゃない。


『あれ? 通じてない? これ違う?』

「つ、通じてるけど……」

『良かった!』


 一体、マジで何が起きているんだ。


『私、今、サイファーの知識記憶の一部をもらった! だから言葉わかるしサイファーの事もわかる!』

「俺の名前まで……」


 要するに、今の一瞬で俺の記憶を盗み見られたって事か。

 何かすげぇ怖いんだけど。

 今更ながら手を引き抜こうと踏ん張るが、抜けない。


『私はムルシェ。ムルシェ・ラーゴ! よろしくね、サイファー!」

「よ、よろしくって……」


 こいつは、鬼では無いのか?

 だったら、人類の敵なはずだ。


 何故によろしくという言葉が出てくるのか。


「そんな事より手が…………っ!」


 ふと、俺を囲んでいたコックピットの壁に周囲の景色が映る。

 まるでパノラマだ。


 そこから、ひたすら回避に徹するアギラヴァーラが見えた。


「劣勢、なのか……!?」

『あれ、味方? 助けた方が良い?』

「あ、ああ。まぁそうなんだけど……できるのか?」

『わかんない。でも私、多分強いよ?』


 多分ってなんだ。


「……っていうか、敵は多分お前の同類だと思うんだけど……」

『同類とかどーでもいい。私、サイファーの味方!』


 ……何かどエライ味方が付いてしまった。


『私の本能が言ってるの。「生まれて最初に出会った人と一緒にいた方が良い」って。だからサイファーの味方する!』

「す、刷り込み効果か何かか……?」

『かもね!』


 元気良く肯定する事か。


『それにサイファー暖かいのくれた。優しい。一緒にいれば私は損をしなそう』

「随分と打算的だなお前……」

『その代わり、私はサイファーのために戦う。ギブアンドテイク!』


 純粋無垢系かと思いきや、意外と勘定観念しっかりしてそうだ。


「…………」


 色々急激に起きてやや混乱気味だ。

 だが、内心今の状況にワクワクしている自分がいる。


 だって、カッコイイじゃないか。

 蝙蝠テイストの漆黒の機体。マント付き。

 しかも機体自体が意思を持っており、特別感がある。

 それに乗っている。


 ロボアニメオタクとしては中々垂涎止まらない状況では無いだろうか。


「……これって、俺が操縦とかできるのか?」

『うん。その接続部からサイファーは私に命令を飛ばせるよ。その命令を受け入れるかの決定権は一応私にもあるけど』

「ちなみに武器とかってどんなんがあんの?」

『今転送するね』

「転送……? って、うおぉう!?」


 さっき感じた血管への異物感。

 そして、頭の中に何かが流れ込んでくる。


『私の記憶は大体脳に刻んだから、必要に応じて最適な記憶が引き出せるよ』

「……この、『ムルシェは甘い物より塩辛い物が好き』って記憶は戦闘に必要なのか…?」

『今後必要な知識でしょ?』


 がっつり生活を共にする気満々だこいつ。

 ……っていうか改めて考えると、いいのかな、鬼狩る組織に所属してんだけど、俺。


 いやでもまぁクラコも戦力が欲しいって言ってたし。

 味方してくれる鬼って逆に歓迎なんじゃないだろうか。


 ここは1つ、アギラヴァーラを助けて、「ムルシェは味方ですよ」と印象深くしておくのも良いだろう。


「……よし、じゃあ、行くか」

『うん!』


 やけに生物めいた黒翼を広げ、ムルシェが大地を蹴る。


 漆黒の鬼が、飛翔する。


「うおっ……」


 飛行機体を操縦するのは初めてだが、意外とGが少ない。

 いや、ムルシェが特別で、パイロットへのGを軽減してくれているのかも知れない。


 大空へと舞い上がり、触手の猛攻を躱し続けるアギラヴァーラの元へ。


「あれが鬼か……!」

『カエルみたい!』


 繭があった地点から触手を放ち続けるカエル型の機械生物。


 あれが鬼、か。

 あれが初めて見る鬼だったら、もうちょっと驚き様もあったが、生憎ムルシェで驚き尽くしている。


「触手はいくら叩いても無駄っぽいな」

『じゃああのカエルを狙う?』

「おう」


 ムルシェがくるっと方向転換。

 おお、本当に俺が思った通りに動いてくれる。


「ギパ……?」


 カエル型の鬼が、怪訝そうな鳴き声を上げる。

 そらそうだろう。味方であるはずの鬼が、向かって来ているのだから。


「ギュア!」


 どうやらムルシェが敵意を持って近づいている事を察したらしい。

 触手の一部をこちらへと差し向けて来た。


『サイファー! 「剣」を使おう!』

「わかってる!」


 脳裏に浮かんだ武装、それは―――


「喰らいやがれ!」


 俺の飛ばした命令。

 それに呼応し、ムルシェの身に纏っていたマントに異変が起きる。


 まるでゴムの様にマントが変形伸縮し、いくつもの漆黒の刃へと変化。

 鋭い刃と化した漆黒のマントが、カエル鬼の触手を迎え撃つ。


 鋭く俊敏。

 伸縮自在の黒刃達が、カエル鬼の触手を細切れに刻んでいく。


「ギュィア!?」

『再生の暇なんてあげないもん!』

「おう!」


 一気に仕留める。

 マントによる攻撃で触手を散らしながら、俺はムルシェに別の武装を起動させる。


 ムルシェの指を覆う大爪。その爪が、紅く光る。


「ギョォォアッ!」


 触手での対処は無理と踏んだのだろう。

 カエル鬼は触手を引っ込めると大口をカッ広げ、その畳まれた足を一気に伸ばし、跳躍。


 どうやらムルシェに噛み付こうというつもりらしい。


 こちらとしては、わざわざ向かって来てくれて有難い限りだ。


『やぁぁぁぁぁぁぁあああああああああ!』

「うぉらぁぁぁぁぁあああああああああ!」


 飛んできたカエル鬼の脳天に、紅い爪を突き立てる。

 爪が装甲を食い破り、血液にも似た赤黒い粘液が溢れ出す。

 もう片方の爪は、顎の下へ。

 喉笛から装甲を裂き、そのまま頭部を内から突き破る。

 強制的に、その大口を閉じさせる形になった。


「ビョゲ、ビュアッァアギュ!?」


 今までとは毛色の違う声。

 カエル鬼の悲鳴、悶絶。

 そりゃ痛いだろう。脳天と喉笛を爪で突き破られているのだから。


 ……5ヶ月前の俺なら、「いくら化物相手でもこんな惨い事はできない」と手を止めていたかも知れない。

 生憎、化物相手でも同情してしまう様な常人の感性は、界獣との戦いのせいでとっくの昔にブッ壊れている。


 だが、わざわざ苦しめる趣味も無い。

 反撃が来ても面倒だし。

 今、楽にしてやる。


 マントを1本の大きな剣にまとめ、カエル鬼の心臓部へと突き立てる。


「ギュ……ィ…ア……」


 カエル鬼の目から、光が消える。


 死んだ、のだろう。


「……終わった、んだよな」

『うん。心臓部を潰したから、もう動かないよ』


 さて、後は……


 クラコに状況を上手く説明しなければならない。

 無事に終わって良かった、という安堵。これから面倒だなぁ、という感情。

 俺はその2つを込めつつ、こちらに銃口を向けて待機しているアギラヴァーラを見て、深く溜息を吐いた。


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