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ある国の戦争

作者: ミンタク
掲載日:2026/08/31

夏も終わるこの頃皆様どのようにお過ごしでしょうか?今日は少しむかしのはなしをしましょうか、


ある国、いや、ある者どもが一つの大きな土地を短期間に攻め、そこに国を建てました、彼等の傀儡国として、

ある国の人たちは少し前の戦争で血を流したにもかかわらず、勝ったのに、金が取れなかったからと、軍に圧力をかけました、そんな彼らには国を建てたある者どもはどう映ったでしょうか、戦争をすれば、金が入る、土地が手に入る、自身の生活が潤う、そう思ったものもいた、それは役所のお偉い方にも言えた、傀儡国を確固たるものにするため、傀儡国建国を否定する国際連盟からこちらから願い下げとばかりに脱退、世界に背をむけてしまった、

その、ある国はそのままでは終わらなかった、もっと土地が欲しいとばかりに新たに大陸に攻め込んでしまった、今回もすぐ終わるだろう、そんな空気がある国にの中にあったかもしれない、

だが、昨日は勝った、今日も勝った、明日も勝つだろう、

そんなことはなかった、大陸との戦闘は泥沼の一途を辿っていた、

確かに、ある国の軍の甘さもあったが、国力的にも、組織的にも優るのに泥沼と化したのはバックに前に堂々と背を向けた世界の国々がいたのが大きいだろう、

ここでずっと停滞していては、世界の国々からの経済制裁により、国は衰えるだろう、ならばどうするか?後退してはここまで進んだ意味も時間も金も命も意味がなかったことになる、それどころか賠償金なども請求されるやもしれない、

後退はできなかった、その国は前進しかできなかった、物資がないなら他国から取ればいい、我々にはその力がある、そう思った、その国は世界一位の大国と世界二位の大国に喧嘩をふっかけた、最初は善戦していた、航空機という新しいトレンドを取り入れそれを最大限有効活用した、前線は果敢に戦った、だが相手は島々だ、大陸での戦い方とはまるっきり違うものだ、

目標が複数ある、我々は優勢、大国に優っている、勝った、

その慢心がその身と祖国を焼くとも知らず、

島の占領と敵空母の誘引、その二つの重要目標を同時に行なったことがあった、結果、開戦以来の惨敗と終わった、

そこからは占領していた島々をどんどん取られていき、熟練の兵士がどんどん死んでいった、

これはフィクションでもない、だから一つの兵器、一人の兵士だけで大局を崩すことは不可能である、

一度勢いづいた波はそうそう止められるものでもない、その防波堤も何層もある中でどんどん厚い層が剥がれてゆく、その奥には薄い層しかないというのに、

気づいた時には敵の爆撃機の射程に国の首都が収められていた、何罪のない、戦うことすらできない者でも無差別に、ある意味等しく燃えていった、

そしたら次は爆弾とは思えないほどの光と爆風を巻き上げ人も、建物も、なにもかも、消えていった、

そして戦争は終わった、多くの人々とその祖国も一緒に消えた、


過去を知るとは今の我々へ繋がるきっかけがなんだったのかを教えてくれる、

人間は必ず過ちを犯す、人により、大小様々だが、必ず犯す、

だが、過去を知れば、今何をしたら過ちを犯さないで済むか、それがわかる、

それもまた、人間なのである、

過去を知り、己を律するそして後世にそれを残し伝え、また過ちを犯す者を防ぐ、それが人間が人間であり続けられる必要条件だと私は思う、

85年、これは太平洋戦争開戦時から今までの年月です、この時戦っていた人はもういません、今戦争の話題で上がってくるのは原爆被爆者の声だけです、

その戦争で落とされた爆弾の話だけ聞いても戦争というものはそう簡単にわかるものではありません、なので過去を知るのです、知らないと、なぜこの国は戦争なんていう危険な行動をしたのか、なぜ負けたのか、なぜ民間人が犠牲になったのか、少しだけでもわかると思います、

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