アリスの過去-1
「うん、でもその前に、出来れば刑務官がいないといいんですが」
そうアリスが言うと、女性の刑務官は一度アメジを見ると、アメジが何かを察したような顔をして言う
「アレキサンドライト家長女アメジ・アレキサンドライトがこの場の監視を引き継ぐわ、あなたは下がっていいわよ」
「は!お言葉に甘え!下がらせてもらいます!」
敬礼してそう言い、頭を下げて部屋から出ていく
「それじゃあ、話しますね」
私は世界最強国家、力が全てのネオプロトス帝国の上級貴族、その中でもトップレベルの武を誇るゼミヤ家に3女として私は生まれた
私の適性は
炎 神 水 世界樹 草 龍 雷 神 土 魔物 風 世界樹 毒 世界樹 闇 世界樹 光 妖怪
上級貴族の中でも高い適正を持って生まれたけど、どうやら家のみんなは気に入らなかったみたい、それも仕方ないんだろうね、ゼミヤ家は土魔法の才能で成り上がってきた家、ゼミヤの者にとって土魔法とは救世主であり、土魔法の才能は必須、もし持ってないと家が没落するなんて考えられてた、まあでも実際土魔法の才能の無い私の影響で評価は落ちるだろうけどね、気に入らなかったのは土魔法の適性が低いだけじゃなく、兄、姉たちも私ほどすごくはないけど適正が高かったからっていうのもあるんだろうね
私の10歳の誕生日、私は国公認に暗殺者にさせられた、やらなきゃ反逆罪で首をはねると実の親に言われた、10歳になるまでは冷たくはされるけど、ひどい扱いをされることはなく、普通の貴族に対する扱いだった、二桁もいかない年の子供にこんなことをさせるのは気が引けたのか、それともただそこそこの実力が付くまで待ってただけなのか分からないけどね
それから私は国の命令で人を殺した、生きるために必要だから仕方ないと、国のために仕方ないと言い聞かせながら、そんなある日、私は暗殺に失敗して暗殺対象に殺されかけた、もうダメだって思うと同時にもうこれで楽になれるって思ってた、この時いつの間にか死ぬために殺してたんだって気づいて、だったらもう死んでいいじゃん、楽になろうって思った私の目の前にその人は現れた
靡く長く綺麗な黒髪と太陽のような笑顔を携えて
人の首を蹴り飛ばし、その死体を踏みつけるという、行かれた状態を合わせて




