対テロリスト-10
戦い終わったタイミングで気絶している老人を近くまで運んで降ろし、校舎の大体3階くらいの壁を破壊している誰かを見てグラが校長に
「あいつ、倒さなくていいんですか?」
「ええ、あれ倒すにはここら辺をふっとばさなきゃいけませんから、それにあそこにはあの方が行かれるむしろ私は邪魔になります」
視点戻りヘマタイト達は
ライトちゃんの目の前まで拳が迫っていたその時、なぜが敵の魔王の腕が地面に落ちていた
「は?」
口を半開きにしてそんな腑抜けた声を出す
「は⁉」
そう何かに気づいたように相手から見て右側に飛ぶと左腕が肘の少し上まで切り落とされた
「今のを避けるとは、この国でテロをやる度胸に見合った最低限の強さがあるようですね」
とても薄いピンク色の髪をなびかせながら、その冷たい雰囲気と圧倒的なオーラを纏った女性が現れそう言った
(皇女・・・ゼウス・マギアがなぜここに、今は他国と戦争しているんじゃ・・・いやそんなことどうでもいい、今はとにかく逃げなければ)
闇魔法でおそらくワープ系の魔法を使うが、また一瞬で、一体何をしたの理解させずにワープ系の魔法を壊し、手に持っていた刀で敵の四肢を切り落とす
「じゃあ、寝てて」
そう言ってみねうちで敵を気絶させる
早すぎる、強すぎる、俺はいつかこれに勝たなきゃいけないのか、ああ、怖い、でも楽しみだ
アリスに回復魔法を掛けながらそんなことを思っていると皇女殿下がこちらを睨みながら近づいてくる
まさかアリスを狙っているのか?そんなことは・・・
そう思っている間に皇女殿下は目の前までより、アリスに手を伸ばしていた
まずい
そう思いとっさに適当な魔法を皇女殿下に向けるが眼中にもないのかそんなもの一切構わずに言う
「回復するだけだよ、安心して」
えっ、つまりあれはただ目つきが悪かっただけ・・・なのか?
アリスの傷が無事治っているのを見て
「ありがとうございます、皇女殿下」
そう言うと少し暗くなっているような顔で
「お礼はいいよ、これは私の責任でもあるからね」
と立ち上がりながらそう言い、振り向いて外へ歩いていく
「いえ、そんなことh・・・」
俺がそこまで言ったところで遮るように
「いい魔法だ、いつか君が挑みに来るのを楽しみに待っているよ」
そう言い、またいつの間にかどこかに消えて行ってしまった




