対テロリスト-5
終わったと思い、気を抜いていた彼女の前にそいつらは現れた
突然上から音も砂埃も立てづに現れた……人数は4人魔術師2人と、見た目からして剣士1人と、ひょうたんを持った酔っ払いの大男1人、たったそれだけのはずなのに、直感が言ってる……こいつらは確実にやばい
「リビアン、レイン、負傷してる先生達を連れて教会に入って」
「「承知しました」」
そうロラが言うと先生たちを連れて教会に下がっていく、アメジと瑠璃ねぇも同じように命令し、使用人たちを退かせる
「準備は整ったか?お嬢さん方」
「ええ、待っててくれたおかげでね」
その瞬間目の前にとんでもなく大きい火球をロラが出し、斬る暇もなく敵へと突っ込ませる
ここからだ、退避させている間に地面に潜らせといたツタ、敵にはばれてる、でも……だからこそ広範囲の炎攻撃は予想できないはず、それにこれで潜らせていたツタを探知しにくくなる、この間に切り離して探知から外れるまで潜らせる
爆風を瑠璃ねぇと先生が防御魔法で防ぐ
煙を抜けて突っ込んできたやつをやる、できればあの老人がいい……あいつは断トツでやばい
フードを深く被り、刀を持った奴が煙を抜けてこちらへと近づいてくる
よし、大当たり
ロラがそれをツタで拘束する
何か光って……あれは刃……なんで?刀を逆さに構えてないとそうはならないはず
刀が鞘から抜けていくのを見ながらロラがそう考えていると、拘束したものの後ろからしわしわの手が出てきて刀を抜き、瞬きをする一瞬のうちにツタに向かって刀を振り、振り返らず流れるように一太刀、煙に向かって刀を振り、地面に着くぎりぎりの鞘を当たり前かのようにとり、刀を収める
するとツタは動かせないほど小さく切られ、煙はすっかり晴れてしまった
それからツタの傷以外ついていないローブをとり、その細い体に羽織る
敵は4人全員無傷でそこに立っていた




